

普通に考えたら角川の仕事っぽく思うんだけど、グリッドマンのコミカライズをなぜかジャンプコミックスで。変なの。自分はアニメ版をVODで全話視聴済み。
高校生の裕太は、気がつくとクラスメイトの六花(りっか)の自宅のジャンク屋のソファでぶっ倒れていた。記憶失った裕太だけがジャンク屋のPCのモニターから地球の危機を叫ぶヒーローの声が聞こえ、そして街に現れた巨大な怪獣のオブジェが視えた。
不審ながら日常を過ごす裕太に、暴れ出した怪獣による危機を再び告げるヒーロー、グリッドマン。彼は裕太に「共に戦ってくれ!」と迫る。
という、円谷プロ原作、ウルトラマンのスピンオフにあたる変身ヒーローもの。元は昭和の特撮、近年にアニメ化で大ヒット。
1巻は2体目の怪獣が現れるとこまで。今んとこアニメ版に忠実、このペースだと10巻いかないくらいで完結する感じ?
序盤一瞬「オイオイ」となる箇所はあるものの、描くのがメンドそうなグリッドマンも、アニメで人気だった六花の太ももも見事に再現して、エヴァの貞本コミカライズ版とまではいかないまでも全般的に隙がないなかなかの良作画。
まだ様子見なのかアニメに忠実だけど、先々ぜひ無茶して欲しい。