#AQM

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#【推しの子】 1巻 評論(ネタバレ注意)

「もし芸能人の子供に生まれていたらと考えた事はある?
 容姿やコネクションを生まれた時から持ち合わせていたらと

 この芸能界へのチケットが初めからその手にあったなら」

地方の病院に務めるアイドルオタな産婦人科医師・ゴローのもとに双子を妊娠したお腹を抱えて訪れた少女は、彼が熱狂するアイドル・アイ(16)だった。驚きショックを受けたゴローだったが、身近に接するアイの人柄に魅了され、彼女の出産を全力でサポートしようと決意する。

だが出産予定日の当日、ゴローはアイのストーカーに殺害される。驚くべきことに、ゴローはアイが出産した男女の双子のうち一人として転生する…

「かぐや様」の赤坂アカの作話を「クズの本懐」等の横槍メンゴが作画、という期待作。

冒頭で提示された主題を見る限り、転生チートによる芸能界サクセスストーリーのように見えます。

が、乳幼児のうちはともかく少年期以降に、産婦人科医師だった前世が芸能界におけるチート要素になるとも思えず、今のところ話を引っ張っているのは、1巻にして登場人物が2人も殺害された事件に関する、姿の見えない「アイの子の父親」の正体と密接に絡んだミステリー要素。

要素や持ち味をたくさん含んだ作品で、手練の2人なのでディティールも楽しく読めますが、要するに今のところまだ何の漫画だか、どう転んでいくのかよくわからん。

作品タイトルは「【推しの子】」、【】までがタイトルに含まれます。Twitterのハッシュタグなんかだと 【 の時点で切れちゃってタグにならない感じかなコレ。「推しの子」自体、短い代わりに複数の意味にとれる言葉ですが、それをわざとやってるとしか思えないデメリットをわざわざ踏んでまで【】で囲った意味は何でしょうね。

計算高い作風の作者陣コンビなので今後やタイトル回収が楽しみです。

アイ、これ赤坂アカがネーム描いてる時点のキャラデザは完全に圭ちゃんなんだろうなコレw

 

 

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