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#ささやくように恋を唄う 3巻 評論(ネタバレ注意)

子犬系の新入生・木野ひまりは、入学式後の新入生歓迎会のライブでバンドのギターボーカルを務めた3年生の朝凪依に一目ボレでファンになった。

恋を知らない一匹狼系の帰宅部ギターシンガー・朝凪依は、頼まれて代打で出た新入生歓迎会のライブでバンドのギターボーカルを務め、新入生に「一目ボレしました」と言われた拍子に百合に目覚めて自分も相手に一目ボレした。

という、ファンとラブの一目ボレすれ違い百合。

「一目ボレしました!」と告白されて自分も一目ボレして「つきあって!」と告白し返したら「そういう好きと違う…」と保留されるという、結構かったるい展開から、今巻はバンドのライブと告白の成否の返事が同時進行。

展開的には「第一部 完」を名乗ってもいいぐらいの展開で、読んでる途中は「アレこれこの巻で完結かな?」と思ったぐらい。ここから日常ものになっていく漫画とも思えず「4巻から何やるんだろう」と思わなくもなく。

主人公2人は眩しいぐらい真っ直ぐで、悩みはすれど自分の気持ちに素直であまり屈折したところがないんですけど、個人的には秘めた恋と葛藤を抱えたアキ先輩が一番お気に入りです。続巻はもっと彼女にスポット当たるといいな。

 

 

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