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相変わらず全身描くと等身狂ってて草。作者も寝ながら描いてそうw
高校生のハルカ、中学生のカナ、小学生のチアキの3人で暮らす南家の姉妹を中心とした老舗の日常コメディ。連載開始は2004年、17年も続く美少女サザエさん。
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「みなみけ」22巻より(桜場コハル/講談社)
日常コメディなんで単行本ごとの感想が書きにくいってのもあるし、そもそも冒頭に「過剰な期待はしないでください」なんて書かれてる漫画ですけど、新刊が出るたびに感想に「やる気がない」「ダラダラやってる」と書いてきた、読んでも読まなくてもいいような漫画なんですけど、なんでか読むをのやめられない何か毒のようなものがある。
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「みなみけ」22巻より(桜場コハル/講談社)
今どきWEBでタダで読める漫画でももっとキビキビと面白い漫画なんていくらでもあるのに、なんで金出してこの漫画を買い続けてるのか自分でもちょっと不思議です。
最近「古畑任三郎」の全話入りBDボックスを買いまして順次観ていってるんですけど、三谷幸喜の脚本は冒頭で提示したキーワードを伏線としてオチで回収するというか回帰するような話が多くて、「落語みたいだな」とたまに思うんですけど、最近の「みなみけ」も落語的というか小噺みたいだなと思います。落語に全然詳しいわけでもないので、詳しい方から怒られちゃうかもしれんですけど、当初の趣旨があべこべになったり、登場人物達が当初の目的を見失って迷走したりの話が多くて、三谷幸喜っぽくて落語っぽい。
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「みなみけ」22巻より(桜場コハル/講談社)
「落語」もよく考えるとよくわからない言葉ですけど、「オチがある語り」と思えばまあそういうもんかというか、「みなみけ」もそんな感じです。
各話のタイトルの付け方が、まあ安易というか手抜きは手抜きなんですけど、ワードのチョイスが核心をついているというか、話を聞き終わってタイトルに再度目をやると「ああ、なるほど」ってなるのも、その辺も落語っぽいなと。
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「みなみけ」22巻より(桜場コハル/講談社)
前は「楽して描きやがって」と思ってたんですけど、最近は「これ結構大変じゃないのか」と思ったりもします。たぶん錯覚です。
話の接続や転換が結構強引で自然な流れとは言い難い話も多いんですけど、「こういうキャラなので」で力づくで成り立たせてる感あって、これが新人だったら編集に許してもらえなさそうw
コントの脚本とか書いたら面白そうというか、小咄の登場人物がたまたま「みなみけ」のキャラたちだっただけ、とでもいうか、実はもう「みなみけ」である必要もないんだけど、やめる理由もないので「みなみけ」でやります、というか。
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「みなみけ」22巻より(桜場コハル/講談社)
面白いんですけど、他人にオススメしにくい面白さ。感想ブロガー泣かせだね。
aqm.hatenablog.jp