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あ、今日読んだ漫画

#ヴィンランド・サガ 25巻 評論(ネタバレ注意)

面白い漫画読みたきゃこれ読んどけば鉄板、11世紀前半の北海・ノルウェー海を舞台にした時代漫画。まだ人権とかない時代の話なので戦争・海賊・虐殺・略奪・奴隷などが苦手な人は回れ右。

狂戦士だった若い頃から解脱して不戦・無剣・非暴力って「バガボンド」と似てんだけど、畑耕してるうちに作者が帰ってこなくなったあっちと違って続きが出るって素晴らしい。

故郷の村でグズリと所帯を持ち、子をもうけたトルフィン。毎晩、戦士時代に殺した亡霊たちの悪夢にうなされながらも、現実では仲間を募っていよいよヴィンランド開拓計画を具体化させていた。入植にあたり参加希望者にトルフィンがつけた条件は一つだけ。それは…

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「ヴィンランド・サガ」24巻より(幸村誠/講談社)

ということで、いよいよヴィンランドに向けて出港の巻。

開拓団のゆるい分裂などありつつも航海自体は割りと順調で、ネタバレですけど今巻中にヴィンランドに到達して開拓が始まります。原住民との近所付き合いなど。

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「ヴィンランド・サガ」25巻より(幸村誠/講談社)

大雑把に分けると戦争編、奴隷編、を経て開拓編ですが、今巻はまあまあ順調だったこともあって、権謀渦巻くアクション活劇だった戦争編の頃と比べると、ややもすれば退屈と言っても良いかもしれません。

というのと、新刊発刊ごとに間隔を開けて読んでいると細かいことを忘れてしまって、かつて狂戦士だったトルフィンの心境の変化から読者としてちょっと置いてけぼりをくってる感じもあって、そろそろちょっとイッキに再通読した方が良いかもしんないなコレ。

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「ヴィンランド・サガ」25巻より(幸村誠/講談社)

開拓編、順調ですけど、Wikipediaによるとソルフィンの冒険は史実ではどうもバッドエンドっぽいので、描写が順調なのがかえって油断できないというか、そもそも作者はこの話をどう畳むつもりなのかがそろそろ気になってきますね。

なんとなく、頭の中で想像するバッドエンドは収まりが悪く感じてしまうんですが。

 

 

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