AQM

あ、今日読んだ漫画

#悪役令嬢転生おじさん 2巻 評論(ネタバレ注意)

2巻を必ず読むつもりではいたんですが、発売リストに並ぶ作品名リスト上で、あまりにも平凡なタイトルの作品なので見落としてましたw

例によって毎度お馴染みアキバblogで気がつきました。

blog.livedoor.jp

異世界転生ものや悪役令嬢ものは何しろ数が多く全部読んでたらキリがないので、よっぽどのことがない限り読んでないんですが、1巻がなんかよっっっっぽど話題になってたので手に取った作品。

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「悪役令嬢転生おじさん」2巻より(上山道郎/少年画報社)

乙女ゲーやってる娘ともリビングでオタク談義を交わす程度にオタク文化に造詣が深いバーコードハゲの公務員のおっさん(52)はトラック的なやつに轢かれた的なことで乙女ゲーの中の悪役令嬢に転生してしまった!

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「悪役令嬢転生おじさん」2巻より(上山道郎/少年画報社)

王侯貴族の子女が集う学園で、平民出のヒロインを虐める役どころの悪役令嬢だったが、おっさんはついつい地の人の良さと「娘の親」目線が出てしまい、乙女ゲー内の貴族学園はおかしな方向に展開していく…

という、異世界転生+悪役令嬢+生徒会+異世界おじさんな欲張りセットな新作。基本、コメディ進行です。

1巻が面白かった反面、グッドアイデアで生まれた作品は出オチの一発ネタになってしまうことが多いので、2巻は大丈夫かなと思ってたんですけど、また新しい仕掛けが。

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「悪役令嬢転生おじさん」2巻より(上山道郎/少年画報社)

ゲームの世界にお父さんが転生したことを妻と娘が認知し、ゲーム画面を通じて主人公のおっさんを観察する展開に。

「異世界おじさん」で過去回想を再生した映像魔法を甥たちが観てるのに近いですけど、こっちは妻や娘が制限つきながらリアルタイムで介入が可能な建て付け。

52歳のお父さんがゲーム内で令嬢(15)として振る舞うのを見守る妻や娘の心中やいかに。

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「悪役令嬢転生おじさん」2巻より(上山道郎/少年画報社)

フッ、面白れー漫画。

異世界転生もの・悪役令嬢ものは過当競争のレッドオーシャンになってしまって、もはや主人公がチート無双するだけでは凡百に埋もれるだけの量産型漫画になってしまう反面、量産型から一歩抜きん出ようと生き残りをかけていろんなアイデアが出てくる分野だなあ、と。

植物が環境に応じて枝や根を人間が思いもしない方向に伸ばすような、まるで生き物のようというか。

数ある作品群の中からそうして抜きん出た(自分の好みに合った)作品が、タイトルや見た目でなかなか見分けつかないのが難点やなw

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「悪役令嬢転生おじさん」2巻より(上山道郎/少年画報社)

悪役令嬢(15)として平民出の父親(45)を尊敬するおっさん(52)。もうコレわかんねえなw

あとがきがね、この作者らしくてまた実直でいいんですよね。どうしても主人公のおっさんと作者がオーバーラップしてしまうw
 

 

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