1995〜1999年に週刊少年サンデーで連載され小学館漫画賞・文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなどして大好評を博した往年の名作「め組の大吾」の同作者による続編。
今作は掲載誌というか出版社まで移って、週刊少年サンデー(小学館)から月刊少年マガジン(講談社)に。
旧作の主人公は「朝比奈大吾」でしたが、今作の主人公は「大吾」違い。
というか、タイトルロールの「もう一人の大吾」は割りとミステリアスで、同期の同僚(♂)の駿、同じく同期の同僚(♀)の雪、の主人公3人体制っぽい感じ。
エラいマニアックな状況やね。実際の出動記録?とか参考にしてんのかしらん。
「ダイの大冒険」の、選ばれた勇者ダイ、雑草魂のポップ、高嶺の花のヒロイン・マァムの3人にイメージ被る感じ。
今巻は、前巻後半からの救助活動の顛末と、ダイとマァムの動機の深掘り。
あと作者のファン向けのちょっとしたファンサービス…
って言うほど人気キャラだった記憶もないのでエラい地味なファンサービスw
「昴」の作者でもあるので、主人公たちがなんとなく消防士になったわけではないだろうと思ってましたけど、大吾と雪の動機付けに伝説の消防士が深く関わっていた…
大吾(オリジナル)がその後どうなったのか、現在どうしているのか、それは…
でもまだ全部は見せないよ!!
っていう。焦らすね。
オラ、焦らしてねえでとっとと10冊分ぐらい描けオラ!
そして継がれてゆく想い。
あかん、この漫画の日本、あと50年もしたら日本人全員が消防士になってまうw
あと今さら言うのもなんなんですけど、「この作者の描く女の子、可愛いね」ってこの巻でようやく気づきました。
雪さん(マァム相当)、エラい美人さんやな。
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