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#世界の終わりに柴犬と 評論(ネタバレ注意)

「1巻」の表記がないので単巻で完結だと思います。オールカラーの4コマ漫画。

何かの理由で人類が滅びた後の日本?をウロウロする、女子高生の"ご主人"と喋る柴犬"ハル"のギャグコメディ。「少女柴犬終末旅行」といった風情ですがギャグ漫画なので特に困ってる様子はありません。

他の人類は出てこないものの、他の犬、宇宙人、イルカ、フクロウ、馬、タヌキ、妖狐、猫の幽霊、アリ、キリギリス、八百比丘尼、河童、未来からタイムトラベルしてきた自分、などなどが特に脈絡もなく登場し、特に理由もなく普通に日本語を話すのであまり寂しくありません。

理不尽なキャラや設定を説明する気のなさ、理屈くさい長セリフ、身も蓋もないオチ、ちょっとだけ往年の「×(ペケ)」(新井理恵)を彷彿とさせる会話芸4コマ。

オールカラーを活かして柴犬が可愛く描かれてます。世界が滅びた設定も、他の人間描くのがめんどくさいというか、柴犬の出番が減るのがイヤだからなんじゃないのかなw

ちなみに、kindle版の末尾にカバー下も収録されてて、タイトルの他にサブタイトル的に「WE DON'T NEED HELP」と書いてありました。

困ってないなら、なによりです。

 

世界の終わりに柴犬と (MFC)

 

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