「あるところに貴族のまねごとをしている者たちが住んでいました
人々は誰もその者たちの顔を知りません
なぜなら顔がないからです
そこで『シャドー一族』は彼らの"顔"として
『生き人形』を従えることにしました」
Amazonレビュー見る限り固定ファンが付いてる(つか自分も前作に見覚えがある)作者なので、誰かに怒られるかもしれないけど、タレ目幼女な顔が「苺ましまろ」「三ツ星カラーズ」に似てるな、と思った。電撃じゃなくてヤンジャン掲載。
表紙左、金髪の女の子が命を吹き込まれた生き人形のメイド。
表紙右、コナンの犯人みたいなのがシャドー一族の令嬢。
令嬢は顔がなく真っ黒で、怒ったり凹んだりネガティブな感情を抱くと体から煤が出て部屋が汚れるので、メイドは四六時中部屋の掃除してる。
奇妙な洋館を舞台に、不穏さや狂気をはらんだ童話の絵本のような、ゴシックで謎な世界観。たぶんこの作者、謎の説明する気ない。
可愛いぽんこつロリっ子主従の変わった世界観の日常もの、だと思う…たぶん…
Amazonレビューの「少し薄気味悪い童話がお好きな方などにおススメ」という身も蓋もない文章がぴったり。
説明難しいけど、なんか、可愛いです。
(選書参考)
usausamode.hatenablog.com