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#赫のグリモア 1巻 評論(ネタバレ注意)

ペン画の大家・大麦茜の遺言のご指名で彼女の遺産を相続した曾孫の中学生・若葉。相続したものは古く大きな洋館と、多数のペン画の作品群。

夏休みを利用してデッサン修行がてら洋館を訪れた若葉は、隠し扉の奥で赤い鎖に繋がれた蒼い目の美少女「あかずきん」と出会う。

彼女は曾祖母が契約し使役していた人の姿をした最強の魔獣。曾祖母は歴史に陰から介入し太平洋戦争の裏でも暗躍した「書の魔導士」の一人だった。
後継者に指名された若葉は、魔導士が絵から武器を取り出し魔獣を使役して戦う血なまぐさい争いに巻き込まれていく…

えっと、美少女版「うしおととら」です。読んだ多くの人がそう思うと思いますが、でも不思議とパクリとは思わない。

エロ描写とかは多少パンチラあるぐらいですけど、陰惨な描写や血しぶき多め。すっごい悪い奴が現れてとても悪いことをして、あかずきんがギッタギタのグッチャグチャの粉々にやっつける、スカッと血みどろな美少女ダークファンタジー。

百合の方には行くかなー?行かないかなー?まだわかんね。

倫理観がぶっ飛んだ戦闘的で三白眼のブチキレ最強ヒロインとか好きな方はぜひ。ヒロイン2人が「彼ら」のように良いコンビになりそう。

 

(選書参考)

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