#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#波よ聞いてくれ 6巻 評論(ネタバレ注意)

「ミナレさんはエントロピーを増大させる力を持っています」

「ミナレさんが関われば膠着した状態が必ず動き出します」

北海道、主に札幌を舞台に、カレー屋の店員のフリーターべらんめえ女が飲み屋のカウンターで絡んだ相手がラジオ局のプロデューサーだったことがきっかけで、しゃべりの面白さを買われて地元局の兼業ラジオDJをやる話。

会話芸・セリフ芸の面白さメイン、深夜枠のラジオ番組を舞台に破天荒ヒロイン・ミナレのトンデモトークが炸裂。

な漫画のはずなのに、前巻で取材に訪れた和寒で取材陣一同が新興宗教団体に拉致監禁されるトンデモ展開。

音源に託したSOSの秘密のメッセージはラジオ局スタッフに伝わったのか!?
久連木、ミナレ、瑞穂に迫る、儀式と称した貞操の危機!
宗教施設に乗り込んでくる音響スタッフ、カレー屋の店員、アパートの下の階の人、脇役たちの格闘アクション!

なんか作品まちがえてますよ。

一応、事件は決着して再びラジオの話に。
作品テーマが「時代の流れに抗ってラジオの現場に情熱を持ち続ける人々」的なことかと思うんだけど、パワーと素質に溢れるヒロインのミナレがテーマに対してトコトン他人事な感じが初期の桜木花道みたいねw

 

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