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#ペンギン・ハイウェイ 3巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

森見登美彦の小説の、夏休み映画とメディアミックスのコミカライズ。原作出版は角川、コミカライズも角川、映画の配給は東宝。

観てねんスよね、映画。ジャンルはなんだろな、ジュブナイルSFミステリーとでも言うか。

知性と努力に強いプライドを持ち、歯科医院のお姉さんに片想い中の小学生・アオヤマくん。ある日の集団登校中、空き地にたむろする大量のペンギンを目にして、生来の好奇心からペンギン出現の謎を解こうと、友人たちと研究に取り組む。

ペンギンの出現に深く関わっているっぽいお姉さんの謎の能力。

その頃クラスメイトの気が強い女の子・ハマモトさんは給水塔の森で宙に浮かぶ巨大な水の球体「海」を発見していた。ペンギン、お姉さん、海。時間転移、謎の怪物。

完結巻。

文学的かつ叙情的で、小説映えと映画映えしそうな作品だな、という感想でした。BGM有りで読みたかった。私の観る読むの順番の失敗で、原作を読んだり映画を観たりして面白かった人が小説や映画を思い出しながら読む、一種のファンアイテムなのかな。そういうコミカライズで自分が好きな作品と同等に良い漫画でした。

読み方が悪かったお詫びに、映画観てからもう一回まとめて読み直そう。

 

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