#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ゴールデンカムイ 18巻 評論(ネタバレ注意)

明治40年前後の北海道が舞台、日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と呼ばれたけど上官半殺しにしてクビになった元軍人とアイヌの少女・アシリパのコンビを主人公に、網走監獄の囚人たちの刺青に刻まれたアイヌの隠し大金塊の地図を巡る少々血生臭い冒険もの。

財宝を狙う陸軍第七師団とかヒグマとかジジイになった土方歳三とか永倉新八とかチンポ先生とかシャチとかと戦ったと思った3ページ後にいきなり野生グルメ漫画になって味噌をうんこだと思われたりする。

相変わらずシリアスなんだかふざけてんだかよくわからん漫画やな。

ここ4巻ほど、樺太をロシアに向かって北上するアシリパ一行のパート、それを追う杉元一行のパートに分かれてて、今巻は更に阿寒湖周辺に位置する土方歳三一行の受難編。格闘アクションでこそないものの、生命をベットしたクールでギャンブラーな変則バトルは、この漫画らしくて痺れるね。

アシリパ一行に距離を詰める杉本一行、焦点の亜港監獄へ。ソフィア関連の過去回想で意外な人物が…

土方が北海道に留まってる以上、樺太組がこのままロシア本土にまで渡ってしまうとも思えないので、次巻で杉元とアシリパの邂逅かなあ。

 

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