AQM

あ、今日読んだ漫画

#モブ子の恋 4巻 評論(ネタバレ注意)

「これを伝えてしまったら 今日までの少しずつ
 積み重ねてきた思い出や 縮まった距離を
 俺の言葉が 壊してしまうかもしれない」

モブ子言うても可愛い子とクールメガネのイケメンですやん、と表紙見て思ってたんですけど、読んだら思ってた以上に地味だわ〜。

「こういう漫画です!」って売りの部分を「ヒロインがモブ子(脇役っぽい女の子)」に託した形。新規性というよりは200万乙女のバイブル的な80年代の少女漫画への回帰を思わせる、尖った設定にもエキセントリックなキャラにも頼らない、奥手で引っ込み思案な大学生の女の子と男の子の奥ゆかしい恋愛もの。

恋愛に臆病な年頃の読者に共感し励ますような、仄かな恋心、両思いの機微、一歩踏み出す勇気。

ぶっちゃけ告白回の巻なんですけど、いやーなんというか、まーなんというか。

漫画表現の技巧として、構成なりセリフ回しなり取捨選択のデフォルメなりが巧みだとは感じず、ヒネリもなんにもない、それ故に人によっては評価が低い漫画ですけど、「あいのり」とかの恋愛ドキュメント系を無編集の生放送で見ているように焦れったく、遠い昔の我が身を思い出させるような。

いやーなんというか、まーなんというか。

 

モブ子の恋 4巻

モブ子の恋 4巻

 

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