冒険者のデイル(18)は森で夜営中、ボロボロで片ツノが折れた魔族の幼い女の子・ラティナに遭遇する。たどたどしい魔族語(呪文言語)で尋ねたところ、付近の茂みに彼女の親と思しき魔族の遺体が…
デイルはラティナを保護し、寝泊りする冒険者の酒場「虎猫亭」に連れ帰る。ラティナと、デイル、虎猫亭の夫婦、常連の冒険者たちとの新しい生活が始まった。
いうても5巻なので新しい生活にも慣れて学校にも通って友達もできて虎猫亭のお手伝いで給料ももらって銀行の口座も作って、といろいろ安定してきたところで、デイルの里帰り。
可愛い子には旅をさせよ!
ちよちゃんは可愛い!
旅!OK!
ということで、デイルにくっ付いてラティナ初めての旅行編。ちよちゃんはあんま関係なかったわ。
これの前に読んだのが「エーゲ海を渡る花たち」だったんですけど、期せずして地中海沿岸っぽい街を訪れる旅の話。作品の力点や史料の有無が違うとは言え、気候や風土、食をはじめとした文化などの旅の描写とか、絵ヅラは似てるようで中身は異なってて、旅モノは読み比べても楽しいですね。
市場で二枚貝が動く様子と対面して意識が大宇宙のラティナ。「よつばと!」みたいなってんぞオイw
aqm.hatenablog.jp
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