#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#宝石の国 10巻 評論(ネタバレ注意)

「先生 どうか月人の為に祈ってくださいませんか

 壊れていることは知っています
 でも あなたにしか救えない

 月人の為だけじゃない 宝石とアドミラビリス
 あなたの愛した人間の三つに分かれた末裔

 すべての幸福のために どうか」

「先生」と呼ばれるお坊さんと28人の宝石たちが暮らす地球。彼らは月から宝石を攫いにくる「月人」たちを撃退しながら数千年の時を過ごしていた。宝石たちの中で最も若年のフォスフォフィライトは戦いで身体を欠損する度に、記憶と人格を少しずつ失い、別の宝石で補修したパーツの記憶や能力で、先生と月人、世界に対する疑いを強めていく…

そそのかした8人の宝石たちと一緒に月に移住したフォス、残された宝石たちに自らの真実を語ろうとする先生。

攫われた宝石たちの再生に関わる取引。先生へのお願いを成就する為に、硬軟あらゆる策で繰り返し月から地球へ出撃するフォス。カンゴームと月人のリーダー・エクメアの結婚。

先生の禁則事項や不具合の秘密が不明なまま錯綜しすれ違う各キャラの想いに感情移入するのが難しい。しんどいけど終末に向けて必要な溜めだと思ってここは我慢。

時間と空間の持つ寂寥感で感覚おかしくなるなコレ。

 

宝石の国(10) (アフタヌーンコミックス)

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aqm.hatenablog.jp

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