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#木曜日は君と泣きたい。 2巻 評論(ネタバレ注意)

主要登場人物は4人、全員同じ大学の同学年。

娘の死で壊れた母親のために、亡くなった双子の姉・楓の身代わりを女装して演じて生きる美少年・薫。

薫の幼馴染で、亡くなった楓の面影を女装した薫に見る少年・千三。

男のような言葉、男のような振る舞い、男のような装いのイケメン美少女・千秋。

人気モデルでバイセクシャルで千秋を狙っている美少女・零花。

「男女4人」の大学生の青春もの、ということになろうかと思います。主要キャラ全員がなんらかの秘密を抱え、4人しかいないのに性自認とセクシャリティが複雑に絡み合って、複雑な話になるのかなと思ってたんですが、あとがきによると「おそらく次巻で完結」とのこと。

話の2/3を読破したにも関わらず、未だにどこに向かって転がりたい作品なのかよくわかっていないんですが、センシティブなテーマでもあり、またそれは「矯正」して「解決」しなきゃいけない「問題」なのか疑問に思ったりもし、じゃあ自分はこの漫画がどうなることを望むのか、考えてしまう。

とりあえず薫の女装が自ら望んだものでないなら、自分を死んだ扱いする母親の幸せより、自分の幸せを優先する結末であって欲しいなと思う。

うん、その線だな。

 

木曜日は君と泣きたい。(2)【電子限定特典付】

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