名家の子女が集う名門学園の生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。プライド高いエリート同士、美男美女同士の「告白した方が負け」。稀代のラブコメメーカーによる恋愛マウント駆け引きバトル、現役最強ラブコメ。
自分はこの漫画に夢中で新刊が出るだけで大勝利のオート高評価マッシーンなので自動的に星5つです。ありがとうございました。
クリスマス、そして冬休みも終わり新学期。白銀とかぐやは生徒会室でこっそりイチャイチャし、渚はそれに気づかないフリをし、ミコは腕を骨折し、石上はミコにヘコヘコし、藤原は早坂に「キスを迫られる」と逃げ回り、早坂は言い訳をしていた。それぞれの冬休みの回想。
「もしそいつがろくでもない奴だったら
僕 何が何でも止めますので」
白銀へのクリスマスプレゼント選びに困ったかぐやは、つばめ先輩へのプレゼント選びを手伝ってやるという口実で石上をショッピングに呼び出した。
「イブの夜に二人きりでゲストハウスね…
つばめ先輩と Hしたんだ」
石上とミコはつばめ先輩宅で開かれたウェイ系パーティにお呼ばれされるも、酔いつぶれたミコと面倒を見た石上が終電を逃し、家主のつばめ先輩との3人の危険なイブの夜。
「… ぽよみがえぐい…」
その後日談。
「うるさいなぁ ぶっころすよ?」
冬休みもダイエットのためのサイクリングに励む藤原は、巣鴨で激辛ラーメン屋を見つけ、偶然にもラーメン四天王の一人、"巣鴨の仙人"と行き会う。
「大仏さんレベルの美人がオタクってちょっと意外」
ミコ、小野寺、大仏の一年生3人の、本人たちは驚いてないけど読者が驚愕した女子会トーク。
「真実の愛を求めるならば考え続けるんだ」
「だけどカンガえすぎたら恋ってできなくないですか?」
「でもそういう奴等が たぶん世界で最初にそれを掴むんじゃないか?」
白銀とかぐやの冬休みデート、艱難辛苦(自業自得)を乗り越えて。
「ろくなこと悟らねぇのな」
インドでマキも考えた。休載して作者が行ったインド取材の成果を遺憾なく発揮した「かぐや様は告らせたい『インド編』」
そして「〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」ちゃんに仲間ができた。
インド編まで収録して連載に追いついちゃたー。
石上、ミコ、つばめ先輩の三角関係が発火寸前。つばめ先輩のアレは最初はネットで大変物議を醸しましたけど、もう許された感じかしらん。自分的には全然アリなんですけど。
ミコも可愛いけど、自分は石上にはつばめ先輩推しなんですけど、それでもやっぱりいい予感しねえ。
石上のこの読者から心配され応援されパワーは、ダイ大のポップ的というか、げんしけんの斑目みがあるよね。
当たり前ですけど漫画作るのって絵とストーリーとセリフが描ければいいってもんじゃなくて、回しというか演出力というか、そういうの大事よねっていう、前々巻、前巻で一回盛り上がった後の作品自体を総括する再クライマックスの今巻の入魂の一連のシーンの演出、作者がずっと温めてたんじゃないかなー。読んでるこっちも感無量だわ。
サブタイトルちゃんに続いてタイトルちゃんもご臨終の展開、終わりも近そうに見えますけど、どっかで作者のインタビューで「大学編も、社会人編も」みたいな発言を見た記憶があって、あんま悲観してない。ごめん、ネットのデマだったかもしれないし、夢で見ただけかもしれんけど。
今巻も結構なお点前で、とても笑えてとても胸キュンでした。
とりあえず不満があるとしたら、アニメの2期が未だ発表されていないことぐらい。あくしろよ。
aqm.hatenablog.jp