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#ベルサイユのばら 1〜9巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

年末年始で新刊が発売されないので、過去に発表された名作を読み返します。
今日は「ベルサイユのばら」です。

という感じで「かげきしょうじょ」「かぐや様」「ぼく勉」での引用のされ方とか「銀河英雄伝説」「風光る」の「ベルばら」との類似性とか、社会現象になるにあたって宝塚歌劇が果たした役割とか、引用バッキバキにモリモリ長文書いてみたんですけど、読み直してみると外縁情報ばっかりで「で、お前はどう思ったの」という視点が抜けた、なんかこうWikipediaを丸写しした大学生の卒論みたいな記事になってしまった。

「俺のBバージン」「俺のエリア88」に比べて「俺のベルサイユのばら」って感じがしないのは、50年近い時代のギャップなのか、リアルタイムで作品の熱を感じた経験がないせいなのか、女性向けに描かれた作品故なのか。うちのオカンが好きで全巻持ってたので読んでた歴自体は古いんですけど。

マリー・アントワネットの評伝にオスカルという嘘を混ぜた傑作大河ものです。作者自身による外伝や4コマ漫画があってそっちはまだ読んでないのでそのうち読んでみるのと、今度実家帰ったときにオカンとベルばらトークをしてみよう、と思いました。

 

ベルサイユのばら(1)

ベルサイユのばら(1)

  • 作者:池田理代子
  • 出版社/メーカー: フェアベル
  • 発売日: 2013/10/01
  • メディア: Kindle版