#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#ぼっち・ざ・ろっく! 2巻 評論(ネタバレ注意)

「(高校の文化祭ライブってどんな雰囲気になるんだろう…)」

「迷ってるくらいなら出たほうがいいと思うけど
 一生に一度の青春の舞台だし

 まぁ私は高校ろくに行ってないからいま適当に言ってるけどね」

「(相談するんじゃなかった…)」

内気で引っ込み思案な少女・ひとり、通称"ぼっち"が、陰キャな自分をなんとかしようと中学1年で一念発起、ギターの練習を始め毎日6時間を欠かさず2年。アカウント「ギターヒーロー」としてネットのギターソロ「弾いてみた」系動画のカリスマにはなったものの、ぼっちのまま中学卒業。

高校デビューを目論んでギターケース背負って登校するも誰からも声をかけられず、公園で途方に暮れてるところを女子高生にナンパされ、「ギターヒーロー」と気がつかれないまま、その足で下北沢のライブハウスでバンドデビュー。

ぼっちの多事多難なバンド人生が始まった…!

な感じのコメディ4コマ。

コミュ障の凄腕ギタリスト少女ということで「けいおん!」の唯と真逆のスタート。夢は高校中退。

陰キャぼっちギャグとでもいうか、「けいおん!」と連続して読み比べると陰の気がすごい。あっちが天然ほんわかニヤニヤ系としたら、こっちはシュールな陰キャあるあるギャグ多めの「声出してワロタ」系。

バンド事情の生々により近づいてる感じはします。夢というか、SNSとかバズとかバンドマンの諸々の「欲」の描写が生々しいw

今巻では悩んだ挙句の高校の文化祭出演、音楽ライターからのスカウト?、ギターヒーロー身バレなど。

主人公がエッジの効いた陰キャぼっち設定な分、「一歩踏み出す勇気」の心理描写はよりシャープ?な感じ。これ最終回とか泣いちゃう予感するんだよな。

腕はカリスマ級なこともあって、作劇の焦点の中心は主人公のメンタルとその成長なので、そのぶん演奏シーンすげえ少ねえけどwww

 

ぼっち・ざ・ろっく! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)

ぼっち・ざ・ろっく! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者:はまじあき
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: Kindle版

 

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