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#木根さんの1人でキネマ 7巻 評論(ネタバレ注意)

アラサー独身キャリアウーマン・木根真知子は会社ではバリキャリ管理職キャラで通しているが、その正体は重度の映画オタクだった!という映画レビュー漫画。

各話ごとに題材となる作品やジャンルを絞って、時にファンの間で禁忌な話題を踏み抜きながらもトークの勢いとなによりもその「映画オタクあるある」の熱量で押し切るコメディ。

昨日読んだ「邦キチ」が比較的マイナーな映画を題材に読者が観てない前提でプレゼンしてるのに対して、こちらは視聴済みの人が「わかるわかる」と共感を得る方に絞ってるイメージ。

今巻のお題は

・ロマンティック・コメディ

・泣ける映画対決

・クロスオーバー映画

・ゴジラシリーズ前後編

俺も「プリティウーマン」とか好きだったわ。そういうジャンル名なのね。

新機軸よりもマンネリズムの肯定みたいで、作者にとって嬉しい褒め言葉ではないかもしれませんが、前巻から今巻の第1話にかけた、ネタにする映画へのフィーチャーというかパロディチックな展開があまり好きじゃなかったので、キャラ同士が映画の好みや解釈を巡ってハイテンションにドタバタとこまっしゃくれた言い合いする従来の持ち味が戻ってくれて、バカバカしく楽しく読みました。

 

木根さんの1人でキネマ 7 (ヤングアニマルコミックス)

木根さんの1人でキネマ 7 (ヤングアニマルコミックス)

  • 作者:アサイ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: Kindle版

 

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