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#薬屋のひとりごと 6巻 評論(ネタバレ注意)

なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に美女ありイケメンありミステリーあり。

人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付きの下女として、華やかな後宮内で起こる難事件を薬と毒の知識と花街出身の度胸で解決する時代ものの探偵もの。ちょっとラブコメも有り。

ガンガンとサンデーGXでそれぞれ同時にコミカライズされていて、サンデー版も出来物だと聞きますが、間違って読んでない方の続巻を買ってしまわないように気をつけましょう。

コメディで始まったので「今巻も伏線張る巻かな」と油断したんですが、中盤で猫猫の出自に関わる重たい秘密、終盤では緊迫したエキサイティング展開に、という読み応えのある巻でした。

「事件」も「対策」も既に起こって終わってしまっていますが、何が起こったかは描かれても、なぜ起こったか、誰が起こしたかは読者にとってはまだ謎のままなので、おそらく次巻で行われるであろう謎解きに期待と言いたいとこですが、予告を見る限り更に謎が謎を呼びそうな予感。

かっこいいというか、すんげーヒロインだな。

 

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