#AQM

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#上野さんは不器用 7巻 評論(ネタバレ注意)

「上半身にちんちん無いでしょ!!
 これちんちん見るために作ってもらった道具ですけど!!」

「えぇ…」

えぇ…はこっちのセリフだが。

中学の科学部を舞台に、妄想力豊かだけど照れ屋で素直になれない乙女でヘタレでツインテな上野さんが、キテレツ発明品の実験と称して好きな後輩の男の子に合法?的にちょっとエッチなスキンシップを迫って撃沈する、エロギャグ発明ラブコメ。

後輩の男の子の田中くんはラノベの鈍感主人公を更に100倍ぐらい、ちょっと頭がアレなレベルで鈍感。基本無口で第三者的に2人を見てるだけだけど、ヤバくなったら止めに入るツッコミ役メガネ女子・山下さん。徐々にサブキャラ増やしつつも、基本3人で進行、エロギャグだけどエロじゃないサジ加減。

作者がだいぶアレというか、静と動、ローテンションとハイテンションの緩急が「クスリやってんのかな?」と心配になるレベル。

今巻も数々の発明品が登場しますが、9割方バカエロ展開です。

これまで7巻かけて相当な数の発明品が登場してるけど、そのほぼ全てをバカエロ展開に持ってっててすごい。

この作者の作品を読んでいると、創作とは要するに作者の業の顕れであることを、とても強く感じます。

 

 

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