#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#おいしいコーヒーのいれ方 2巻 評論(ネタバレ注意)

『星々の舟』で2003年に直木賞を受賞した村山由佳による恋愛小説のコミカライズ。自分は原作未読。

高校3年になる春休み、勝利(かつとし)は二人暮らしの父の転勤に伴う九州への転校を拒み、同じく転勤で家を空ける叔父の家で数年ぶりに再会する従姉弟と同居することに。弟の丈は気のいい中学生に、そして姉の"かれん"は美しく成長し、この春に大学を卒業し勝利の高校の美術教師に赴任。

学校でも大人気のかれんとのドキドキ同居暮らしが始まった。

高三と新任教師だから年の差5つ、同居、従姉弟、教師と生徒、と属性多いなw

今巻はかれんの出生の秘密、かれんとマスターの秘密、主人公の告白、ラブコメな日常回を挟んでライバル出現と勝利の嫉妬。

直木賞作家が書いたちょっと前の原作ですけど、最近の恋愛ものでここまで正面切って嫉妬の感情にフォーカスしてるの珍しいね。

かれんの秘密の件と併せて、起こってることは結構ヘビーなはずなんですけど、時間の流れが早く、妙なノリの軽さもあって重たくならない。

楽しい読み味なんですけど、原作読んでないので、どういう話のどの辺を今読んでいるのか未だによくわかんなくて、ちょっとフワフワした気持ちで読んでます。

 

 

aqm.hatenablog.jp