#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#幸せカナコの殺し屋生活 3巻 評論(ネタバレ注意)

「(…は?あんなに人のこと傷付けておいて自分はいいママかよ
  私はまだあの頃のまま 中学生のままなのに
  どうしてそんな何も無かったみたいに…

  ずるい!!ずるいぞ…!!)」

ぶっ◯せよ。そういう漫画でしょ。

ブラック企業のOL、職場をやめて精神病んだ状態で転職活動、気が付いたら殺し屋の面接を受けていた。という転職ハッピー殺し屋ハイテンションギャグコメディ4コマ。フィクションに政治的な正しさをお求めの方は読まない方が無難でしょう。

前の職場で磨いた「存在感を消すスキル」が殺し屋の才能として思わぬお役立ち、ルーキーにして天才的な殺し屋に。ムカつく相手にたまたま◯害指令が続き前巻まではストレスフリーな展開。

今巻は殺し屋「K」として業界で目立ちすぎて金髪の同業者からはつけ狙われる羽目に。脚を撃たれ殺し屋生活初の負傷。金髪の同業者の話はまだ続きそう。その他、先輩殺し屋・刑事(男)・刑事(女)との四角関係など。

故郷の町で、自分をイジメていた、二児の母になった同級生。◯すかと思ったけど◯さないのね。

過去の自分と正面から向き合い「もう自分を◯さない」という短いながらシリアスな展開。普通の漫画ではナイ感想ですけど、この漫画に限っては「さよなら青春」で「◯せばよかったのに」と思っちゃう。

パワハラ上司は◯せても、毎日自殺を考えるほどイジメられた加害者は◯さないさじ加減なのは、幼い二児の母を射◯する絵ヅラの問題なのか、話が重たくなり過ぎるせいなのか。

ムカつく相手をあっけからんと◯してスカッとする妄想でドライブしている漫画で、一番◯したい相手を◯さない。妄想の純度がちょっと下がった気がせんでもない。

 

幸せカナコの殺し屋生活(3) (星海社コミックス)

幸せカナコの殺し屋生活(3) (星海社コミックス)

  • 作者:若林稔弥
  • 発売日: 2020/04/12
  • メディア: Kindle版

 

aqm.hatenablog.jp