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#うちの師匠はしっぽがない 3巻 評論(ネタバレ注意)

大正時代、淡路島の豆狸・通称「まめだ」は、おつかいで訪れた大阪で禁を破って人間を化かす気満々ながら上手くいかない。

化かし損なったボブカットのモダンガールを尾けて行った先は落語の寄席、モダンガールは狐が人に化け大黒亭文孤を名乗る落語家。言葉で人間を化かすような文孤の落語に魅せられた"まめだ"は押しかけ弟子として文孤のもとで落語家を目指す。

大正浪漫で上方落語なファンタジーコメディ。

今巻は

・「千両みかん」をBGMに、風邪っぴきの文狐師匠と看病に張り切るも空回りのまめだ

・足の萎えた隠居の爺様に芝居噺「本能寺」

・文狐師匠の落語のレコード収録で「初天神」

・しららの師匠で文狐師匠の兄弟子の白團治登場で「掛け取り」

・上方落語の四天王集結でまめだの破門騒ぎ「牛ほめ」

・おまけ漫画でまめだと師匠の女子会飲み「親子酒」

見開き使って漫画的なかっこいい描写も織り交ぜつつ、ストーリーと落語の噺を上手く絡めた話が増えて、キュートなルックスは相変わらずなんですけど、なんというか「落語をやってる女の子の漫画」が段々「落語の漫画」になってきた感。「牛ほめ」なんて漫画で小噺一つ作っちゃってんね。

アニメ化したら声優さん大変だw

 

 

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