#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#望まぬ不死の冒険者 5巻 評論(ネタバレ注意)

「しかし こんな見た目じゃ若い娘と…
 なんて殆ど関わらない気も…するけどな…」

「おいおい若い娘はここにいるじゃないか ほれほれ」

「えっ」

「」

「」

「もう一度転生したいらしいな…」

びっくりするから急にラブコメ始めんじゃねえよw

重厚でかっこいい絵とエロ可愛い女の子を描く漫画家さんをつかまえた、「なろう」発のコミカライズ。

人望厚くギルドの評価も高いものの、強さ的にはうだつの上がらない10年のベテラン冒険者・レント。ダンジョンでドラゴンに遭遇、ご臨終。と思いきや、目を覚ますと一体のスケルトンに…

レントは魔物の体と未解明の特性「存在進化」の能力を活かし、上位の魔物へのクラスチェンジでいつか人間に戻れることを目標に、魔物の姿で冒険者として活動を始める。

「転生」ではないファンタジー。主人公がアンデッドな変り種ながら、なろうの中では骨太な感じ。

巨獣・タラスクとの対決、竜血花の楽園、ラトゥール家の執事?イザークとの邂逅、アリゼの将来の夢、解体屋、ラトゥール家の指名依頼と魔道迷路。

相変わらず話は地味で進行もゆっくりなんですけど、薬師・解体屋・門番など二度目の出番があるかどうかもわからない脇役たち一人一人に、仕事と人生の硬さと重さを含んだ味があって、世界観の土台の重厚さを感じるというか、なんかどっしり構えた作品だなコレ。

 

 

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