「…でも彼 私がいないとダメなんです」
「気のせい気のせい
またすぐに次の宿主を見つけるだろーよ
寄生虫とはそーいうものだ」
「私の寄生虫を彼氏呼ばわりしないでください…」
「逆!!逆!!」
今月は「ローカル女子」「めんつゆ」と単行本が2冊も出て瀬戸口みづき先生祭りだワーイ、とか思ってたらなんと3冊でした。
2009〜2012年に連載され1巻の発売は2011年。販売ふるわず、長く2巻が出版されませんでしたが、苦節9年、kindle版限定ながら完結巻である2巻が出たという作品。まずは完結、おめでとうございます。
家事も仕事もしないアラサーのヒモを養っていることが社内で広く知れ渡っているOL・万里子を中心とした社会人恋愛ギャグ4コマ。
語り出すと色々とアレなので控えめに言うと「ダメな男達の歩き方」系の漫画は苦手なんですが、今作はさすが瀬戸口先生というか、毒は含みつつもフィクションとしてポップに笑えるギャグ4コマとしてしっかり成立させて、読んでるうちにクズはクズなりに、ダメはダメなりにキャラに愛着が湧いてきます。
巻末には「ローカル女子」との嬉しいコラボ4コマ7編のおまけつき。
月末の「めんつゆ」も超楽しみ。
aqm.hatenablog.jp