#AQM

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#であいもん 9巻 評論(ネタバレ注意)

京都の老舗の和菓子屋の実家にバンドの夢を諦めて?帰ってきた跡継ぎ息子・和(なごむ)と、実家が事情あって預かってる小学生の女の子・一果(いつか)を軸にした和菓子屋さんの日常もの。

「であいもん」9巻(浅野りん/KADOKAWA)

元カノや片想いの女子高生や隠れ女装男子と「ハーレムものかよオイ」といいたくなる脇役たちに負けないツンデレ小学生のヒロイン力。和菓子+父娘もの+職人+京都の四季+ラブコメ少々という感じ。

半人前の和に任されたお茶会の企画と新作和菓子、ロミオとジュリエット状態の町内運動会と"餡とバターのどら焼き"、常連さんとこの子の七五三と"千歳飴"、美弦ちゃんの恋愛模様と"薯蕷饅頭"、行きつけのカフェの音信不通の常連と"山茶花"。

「和の先輩=一果の父親」という線が繋がりそうで繋がらないまま日常主体で早や9巻。作品通算何度目かのニアミスと次巻へのヒキはありつつも、やるやる詐欺みたいなとこあるのでなんともw

「であいもん」9巻(浅野りん/KADOKAWA)

一果の父親ネタは作品の完結に直結するテーマですけど、実は期限性がなくて一果が中学・高校に進学しても作品は続けられると思うんですが、雰囲気的には一果が小学生の間に決着つきそうな「雰囲気」ではあるので、そろそろ話が動く頃合いなのかしらね。

 

であいもん(9) (角川コミックス・エース)

であいもん(9) (角川コミックス・エース)

  • 作者:浅野りん
  • 発売日: 2020/06/25
  • メディア: Kindle版

 

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