おう、ワイや!AQMや!
今日ワイが何を言いたいかっちゅうと、ゴーストオブツシマはエエぞ!っちゅうことをお前らに叩き込んだる!ちゅうことや!
あと、本記事は18歳未満の方の閲覧お断りや!
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ゲームの概要
自分の体験
ここんとこずっとCODMWをやってたんですけど、PvPは何かと緊張が続くので「4連休は何かPvEのゲームをしたいなあ」と思って、最近よく目にするタイトルなのと、MSSPのeoheohさんの崖を見たらなぜか飛び降りる実況配信を観てDL購入したら見事にハマって、4連休はサルのようにやってました。ぐっぴー先生の「腕が鈍らないように1日10分だけでもCODMWを触りましょう」という教えも破ってしまった…
オフゲでストレス抱えたくないのと、ジャストガードやジャスト回避が苦手なので「ハード・ノーマル・イージー」の3段階の難易度のうち、「イージー」でプレイしてます。
未クリアで、攻略サイトは見ずに3部構成の2部の途中まで進行中です。
作品概要
「Ghost of Tsushima」はPS4専用ゲームソフトで、2020年7月17日に発売。まだ2週間たってないぐらい。
ソニーグループのSIEの子会社である米Sucker Punch Productions社の開発、いわゆる洋ゲーです。
洋ゲーですが、長崎の対馬を舞台に、鎌倉時代の元寇(蒙古襲来)・文永の役をモチーフにしたオープンワールド・アクションRPGです。
ざっくり言うと、守護軍の敗残兵の侍である主人公が、蒙古軍に支配された対馬を縦横無尽に駆け巡りランボーのようにほぼ単身でゲリラ戦を繰り広げ、最終的に対馬から蒙古軍をたぶん撃退する話…だと思う。
史実には存在しない物語で、歴史フィクションというより仮想戦記に近いイメージ。
一応、Wikipediaのリンク貼っときますけど、どネタバレが含まれるので注意してください。
ja.wikipedia.org
ゲームの特徴
舞台・時代背景
前述のとおり歴史フィクション・仮想戦記ですが、舞台は実在の対馬で、多くの地名や鎌倉時代の歴史的背景が反映されています。

元寇の対馬をテーマにした作品だと、近年では「アンゴルモア」が著名でしたね。
中世代の話なので相応にオカルトな要素はありますが、魔法・妖術や魔物・妖怪などのファンタジーな要素は基本的にありません。
登場人物
主人公はたぶん架空の侍。
対馬國の守護代や蒙古軍の指揮官など、史上実在した人物も架空の人物に置き換えられており、名前が違います。
ネームドは上記の3人の他、主人公に協力する武家の生き残りなど。
大塚明夫、千葉繁、磯部勉など、声優に詳しくない自分でも知ってるような錚々たるメンバーが声を当てています。
特に主人公を演じる中井和哉さんは、自分は「名前は見たことある」程度でしたが、微かにしゃがれた渋みの中に艶がある声で、一瞬「池田秀一かな?」と思いました。ワンピでゾロの声とかやってる人なんですね。
おっさんばっかりでなく主要人物に女性もいるんですが、このゲームに登場する女性は基本的に女傑かMOBで、いわゆる美少女ヒロインが出てきません。
他の方も書いてましたが、製作会社はジャパニーズ・カワイイをなぜか、
お馬さんと
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キツネさんに託しました。
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KAWAII!
美術・音楽
美術や音楽はまあ動画見てくださいってなもんですけど、青葉や紅葉、色とりどりの花々、海の青さや夜の闇の昏さなど、なんというかヨドバシカメラのディスプレイ売り場のサンプル映像みたいに綺麗ね。
音楽も和楽器による演奏で統一されてて?世界観とマッチしてて素晴らしい。
ゲームシステム
オープンワールド
オープンワールドものってプレイ時間食うのでMMORPGで懲りて、それ以来は「ドラゴンズドグマ」ぐらいしかやってないんですけど、やっぱ楽しいね。
通からすると「目新しさはないがクオリティが高い」って感じみたいです。
マップをもう少し近づけると、

攻略対象の拠点やクエストが地図上に散在してて、「好きなやつからやれ」って感じ。
自分はいま現在は豊玉を南から制圧して押し上げてるところですが、徐々に支配地域を広げていく様子が可視化される感じが往年の「伝説のオウガバトル」を彷彿とさせて、地図見てるだけでご飯3杯はいけます。
あ、ファストトラベル(制覇済みの拠点にワープ)実装されてて、ロードも爆速です。頻繁にオートセーブが走ってて、死んだら直前に戻るんですけどストレスないんで割りと気軽に死にます。たぶん死んでもノーペナルティかな?
プレイ画面は極力シンプルに。最近のゲームだと敵味方のステータスバー、コマンドアイコンがずらっと並んで左上にはミニマップも、と見るところいっぱいあって大変ですが、本作はこんなんです。

ステータスバーやクエスト指示なども表示されますが、「必要な時に、必要な分だけ」表示される仕組みで、「映像を観てくれ!」という作り手の想いが伝わってきます。戦闘でも、敵の撃剣の起こりや踏み込みを映像で注視することがとても重要。
なおミニマップがない代わりに目的地に向かって風が吹いて導いてくれるという、雅なシステム。
プレイ時間とか表示されないんですよね。表示されるとプレイヤー心理としてどうしても短時間クリアに寄ってしまうので、のんびり遊ばせるには良い判断だと思います。
全体的に意図的にプレイヤーに提供する情報量を削ってるの、これはこれで良いセンスだと思う。
RPG要素
レベル制ではなく、シナリオ進行やクエスト・ミニゲームクリアを通じて、主人公と装備を強化していく作り。
得たポイントでスキルを取得していったり、

素材を集めて鍛冶屋や甲冑師に装備を強化してもらったり。

全身真っ黒なのは自分が中二病だからですが、鎧や袴などの装備が7〜8種類あって個別に段階強化できる他、条件を満たすと色も複数パターンに変更できます。

鎧ごとに「攻撃特化」「防御特化」「スニーキング特化」「遠距離特化」「探索特化」など個性が違うので、着せ替えも楽しい。
などなど育成要素も楽しめる他、収集系のやり込み要素も。

シナリオ
シナリオは、対馬開放に向けたメインシナリオクエスト「仁之道」の他、

ネームド脇役たちの連続エピソードや、地域ごとの単発エピソードなどのクエスト「浮世草」、レア武具ゲットのための連続クエスト「伝承」など。
敵討ちや人助け系が多いんですけど、なんかたまに探偵ものっぽいのあるよね。
クエスト数があほほどあります。
浮世草のショートエピソード群も、多くは語らないものの単なるハッピーエンドでも泣ける系でもない、人間のどうしようもなさを炙り出すような、少しだけ手遅れだったりした苦さややるせなさが心に残る趣深さ。
アクション
操作はこんな感じなんですけど、

「いっぱいボタンあって大変すぎてできないわ〜」と思うかもしれませんが、序盤から少しずつできることが増えていくスタイルなので、長時間プレイも相まって自然に習熟していきます。
難易度イージーでやってる俺が言うのもなんだけど、心配すんな!
というわけでこの作品のキモ、プレイヤーが最も多く接する戦闘アクションの話です。
主人公は武士道に生きるよう幼少から教育された侍ですが、初戦の大敗と味方の喪失を通じて、主人公がなりふり構わない戦闘で武士道から外れて修羅道(作中で「冥人」と呼ばれる)に落ちていくことが、作品の大きなテーマになっています。
侍
通常戦闘スタイル、いわゆるチャンバラ。
このゲームは構えてる敵に斬りかかっても基本ガードされるんですが、このスタイルは「後の先」の概念を重視していて、敵の撃剣の起こりなどの攻撃時の隙・タイミングを狙って攻撃することが大事。必然、敵の攻撃に合わせた「ジャストガード(パリィ・受け流し)」やジャスト回避が重要視されます。
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はわわ、俺かっけー…
この動画中の戦闘は基本的に「○で回避して」「□で斬る」しかやってねえです。
ジャストガード・回避が苦手な人向けに、タイミングをルーズにする設定や装備アイテムもあるので安心。
それでも無理な人向けに「くない(手裏剣)」、「てつはう(手榴弾)」などのガード崩し系の数量限定・超強力なサブウェポンもいっぱいあるので、ゴリ押しスタイルでもなんとかなります。
ゴリ押しやってるうちに「後の先」プレイに習熟すると、快適を通り越して快感でマジ脳汁出まくり。
敵集団を相手より先に発見すると、名乗りを上げて一騎打ちを挑めます。
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スキル強化すると、最大5人を立て続けに撫で斬りに。これも基本タイミングだけです。完全にクロサワだコレ。
中ボス戦は完全な一騎打ち。
youtu.be
あ〜、俺かっけ〜。
冥人
もう一つのスタイルが冥人(くろうど)と呼ばれる、闇討ちスタイル。暗殺者、必殺仕事人系。
敵の背後に忍び寄って脇差て急所をグサリ。
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忍者だよね。これはこれでまた別の種類の脳汁が出ます。
弓取り
第三のスタイルってわけでもないんですけど、矢数制限有りですが弓による遠距離攻撃もできます。
半弓:中距離射程、中威力、射撃速度速い、アサルトライフルっぺえ
長弓:長距離射程、高威力、射撃速度遅い、スナイパーライフルっぺえ
弓も色を変更できるんですけど、動画中は赤が半弓、青が長弓。
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ヘッドショットで即死も有り。
ゾーン入ってエイム中に時間の流れがゆっくりになるスキルの他、設定で強力なエイムアシスト(狙いが敵に吸い付く)も付けれるので狙撃オンチも安心。
ゴリ押し用に破裂矢(グレネードランチャー)も有ります。境井さんまじランボー。
戦闘アクションはその他、弾数制限有りの強力なサブウェポンも豊富なので、好きなスタイルでゴリ押すも良し、臨機応変に使い分けるも良し。
一番たくさんやる操作なので、「戦闘が楽しい、かっこいい」というのは大きな美点です。中毒性あってマジ快適通り越して快感で脳汁出る。(2回目)
評価
「文化の盗用」議論
日本を舞台に、文化や歴史を背景にした作品が欧米で開発されたことについて「文化の盗用である」との批判があるんだそうです。
自分は全然興味ないです。
時代考証の瑕疵
武士道精神や建築やファッションが鎌倉時代的にオーパーツだとする指摘があるようです。製作は歴史考証した上で、エンターテインメントを重視してある程度意図的に歴史背景を他の時代と混同させているとのことです。
そうした指摘を見聞きすることで史実とのギャップを知って自覚的であることはとても大切なことで、「細かいこと言うな」はちょっと違う気がしますけど、 本作は歴史の教科書でもないので、そのギャップが「作品の価値を毀損してる」とか「歴史に対するリスペクトに欠ける」と批判するのも、それはまたちょっと違うんじゃないかなと自分は思います。まあ描写の程度にもよるんですけど。
フィクションが歴史にどう向き合うべきかという、ちょっと「司馬史観」問題に似てるね。
セールスやネットの評判など
youtu.be
所感
よく書かれてますけど、時代ものというより時代劇ものですよね。黒澤リスペクトすごいし。
よく考えたらやってることは単純なことの延々の繰り返しな気がするんですが、中毒性とでもいうか、久しぶりに食事も忘れて睡眠時間も削ってゲームに熱中してます。
一個一個のクエストが絶妙に手軽なボリュームなので「寝る前にもう1クエストだけ…」つって延々やっちゃうんですよね…
5chでもありましたけど、今からクリアしちゃったあとの「対馬ロス」が怖いわ。DLCアホほど出ねえかなコレ。
代々のゲームプラットフォームの末期は開発側が開発環境に習熟して、成熟期というより百花繚乱の爛熟期に達してきたイメージがありますけど、PS5の発売が目前の今、このゲームもPS4の「最後の花火」になるかもしれないなーとか思いました。
もっと書きたいことあった気がするんですけど、もうやっぱゲームやりたいの我慢できないので、おわりです。
theriver.jp
補足 レーティング、著作権について
レーティング
ゲーム作品「ゴースト・オブ・ツシマ」のレーティングは「CERO:Z」、「18才以上のみ対象」です。「ゴーストオブツシマの画像や動画の掲載ははてなブログの規約に違反しているではないか」との指摘がありそうな予感がするので、あらかじめ自分の解釈を書いておきます。
はてなブログの利用ガイドラインは以下のURLで確認できます。
help.hatenablog.com
以下、利用ガイドラインから引用します。引用に際し自分が問題ないと思った根拠部分を赤字で示します。
個人営利利用全般における禁止事項
個人営利利用全般において、下記を禁止事項とします。
(中略)
- 成人向け情報の掲載や成人向け情報への誘導。ただし下記は除外します。
- (中略)
- 成人向けコンテンツの文化的社会的側面を主眼においた論評や紹介で、コンテンツの紹介に必然性があり、記事内容がわいせつな興味を喚起しないもの
本記事に掲載する、AQM本人がPS4の機能でゲームプレイ画面をキャプチャ・録画して編集した戦闘シーンの動画は、YOUTUBE登録にあたって18歳以上向けに設定しています。
本記事はgoogle adsenseの対象外とし、広告表示をカットしています。
また、本記事は18歳以上を対象とします。
著作権に関する考え方
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本記事が権利者の権利を侵害していると判断された場合、権利者ご本人もしくは法的な代理人の方からAQM宛にメールでご連絡ください。確認の上、削除等の対応を行います。
aqm.hatenablog.jp