「古…し、硝子…」
「!」
「その…あ、あーし!いまから只野にアピールしてくる!」
「(!)」
「だから硝子もして!」
「(!?)」
「い、いってくりゅ!!」
清楚でクールな美貌を持ちながら重度の人見知りで他人とマトモに会話できず基本ジェスチャーと筆談の声優要らない系ヒロイン・古見さんと、平凡ながら温厚で優しい性格とぶっちゃけ隣の席だっただけの只野くんのコミュ症ラブコメ。
コミュ症な古見硝子、ただの人の只野仁人、幼馴染の長名なじみみたいな感じで、人となりが名前に表れたネームドのクラスメイトがたくさんいる漫画。
前巻の文化祭エピソードに続いて、今巻はその文化祭の裏エピソード、後夜祭、後日談など。
前巻でスポットが当たった古見さんとギャルの只野をめぐる恋のライバル関係。10年後も決着つかずに三角関係が続いてそうなほんわかぶり。只野が朴念仁すぎて当分なにも起こらなそうw
その他、大量の脇役たちにもスポットが当たって、いやー、「こんなにたくさん憶えきれねーよ」と最初は思ってた彼らが育って、優しくも楽しい学園コメディになりましたね。
もっと言ったら1巻読んだ時点では「しゃべらないヒロイン、奇策で面白いけど長続きはしねーかな…」と思ってたけど、早や18巻とは。2年の冬までで18巻なので、完結は30巻ペースぐらいでまだまだ先ですね。
今巻で出てきた新キャラもいいわぁw
「(あーしらアピール下手ぢゃね!?)」
いや、まあ、只野も悪いよ。
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