「あるところに貴族のまねごとをしている者たちが住んでいました
人々は誰もその者たちの顔を知りません
なぜなら顔がないからです
そこで『シャドー一族』は彼らの"顔"として
『生き人形』を従えることにしました」
ゴシック・ロリータ・ホラーとでも呼ぶべきか、奇妙な洋館を舞台に不穏さや狂気をはらんだ童話の絵本のような、ゴシックで謎な世界観。「苺ましまろダークネス」というか「ファナティック三ツ星カラーズ」というか。クオリティ高いけど「まどか☆マギカ」の序盤で蒼樹うめ絵とイヌカレー絵のギャップにおののいてた感じ。
主人公の生き人形・エミリコ、その主人の「お影様」ケイト。
ファンタジーでミステリーな作品ですが、話の軸が館の謎を解きつつのケイトの起こす革命に。
アニメ化決まったんだそうで、おめでとうございます。
youngjump.jp
登場人物が多くて声優を大量に消費するアニメになりそうな予感がする。シャドーと生き人形はやっぱ同じ声優の演じ分けになんのかね。
亡霊騒ぎの犯人として星つき達から疑われたケイトとエミリコは、濡れ衣の疑いをはらすべく仲間を募って真相究明に乗り出す。そんな中、騒ぎに深く関わっていると思われる謎の人物「ローブ様」からのメッセージが。敵か味方か、ローブ様の真意は…
未だにどういう漫画なんだか掴み兼ねてるんですけど、今巻も面白かったんですけど「事前に思ってた面白さと違う」というか、なんだろね、楳図かずおと「ハンター」と「コナン」を足して「苺ましまろ」で割った感じというか、ホラーとミステリーとコメディと能力バトルが同時進行でなんだかすごいです。
当初はもっと怖い話かと思ってたんですけど、なにこれ楽しい。
シャドーハウスの仕組みもちょっとずつちょっとずつ開示。
今巻、一部の謎の解明にあわせて結構な大事件だと思うんですけど、このまま「ローブ様」を見殺しにする展開とも思えないですけど、一気に話が動くんかしらね。
aqm.hatenablog.jp