17歳の時以来、昏睡状態だった叔父が17年ぶり目覚め「異世界に行ってた」と自称、半信半疑の甥(主人公)の目の前で魔法を使って見せた。
回想シーン(魔法映像再生)の中の叔父さんは、オークと勘違いされ迫害されながらも異世界で度々世界を救う活躍をし、そして美少女たちと恋愛フラグを立てまくるも、ツンデレをただの嫌がらせだと思ってフラグをベッキベキにへし折りまくりだった。
異世界もののお約束をひっくり返してすれちがいギャグに、ハイコンテクストな「逆・転生もの」とでも呼ぶべきギャグコメディ。
勇者を巡る陰謀と対峙するために王都に乗り込んだおじさん。いろいろあって巨竜に変身して元に戻れなくなってしまう。そこに現れたのは例のツンデレエルフの人だった。
死闘の末、人間?オーク?に戻ったおじさんとエルフは悪役に絡まれたり沼にハマったりした後、温泉に向かうのだった。
異世界をフックに作者がセガの話をしたいだけなんじゃないかと前巻でちょっと思ったんですが、今巻はファンタジー異世界の話が中心。ちょっと待って、しょーもない顛末なのに無駄に情報量多くて脳がついていかないwww
温泉を拓いた「もう一人の転移者」、浴衣姿の湯上りエルフさん、相部屋でお泊まり、マッサージ編、突然訪れた修羅場、突然訪れたバトル展開、おじさんの魔法を封じる怪鳥、エルフさんの超強力な新武器、突然訪れた混浴展開、どんどんはだけていく温泉卓球、などなど。
ラブコメ系ファンタジー展開が突然訪れすぎて盛り沢山すぎる上に、相変わらずほとんどのイベントとフラグを大体全部無駄遣いして投げ捨てていくスタイル。
ツンデレエルフさんは現役連載中の多くの漫画の中で「報われて欲しいけど報われなさそうヒロイン」ぶっちぎりでナンバーワンかもしれない。
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