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#BLUE GIANT EXPLORER 1巻 評論(ネタバレ注意)

若き日本人ジャズ・サックス・プレイヤー宮本大のサクセス・ストーリー。

日本を舞台にした「BLUE GIANT」、ヨーロッパを舞台にした「BLUE GIANT SUPREME」に続いて第三部に相当。今度の舞台はジャズの本場、アメリカ。

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「BLUE GIANT EXPLORER」1巻より(石塚真一/小学館)

最終章でしょうか、その次の舞台はワールドワイド編でしょうか。

気づいてなかったんですけど、「BLUE GIANT SUPREME」の9巻からクレジットに「story director NUMBER8」の表記。誰かジャズ詳しい人めっけたんですかね。

日本に立ち寄って運転免許を取得した大。広大なアメリカのジャズシーンのすべてを西から東へ経験すべく、あえてニューヨークやニューオーリンズを外して西海岸のシアトルに着地。旅するためのクルマを買うべくディーラーを訪ね歩いた大は、足りない購入代金を補うべく中古車ディーラー兼業の修理工場でバイトを始めるのだった…

という、例によってサックス1本を携えて裸一貫からのスタート。お前ヨーロッパで成功した割に貧乏すぎちゃうかw

なんというか「イース」とか「ゼルダ」とか、新作が出るたびにレベル1から初期装備で冒険を始めるRPGの主人公っぽいですよねw 一応、ここまでの前作読んでなくても楽しめるようになってます。

セオリーに従えばここからバンドの仲間を集めて、とドラクエっぽく進むところでしょうけど、ヨーロッパ編で1回やってるしワンパターンだし、自前のクルマも手に入れて西から東へ横断の旅っぽいので、全米各地で飛び入りしていくスタイルだったりするんかしらね。

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「BLUE GIANT EXPLORER」1巻より(石塚真一/小学館)

1巻の中だけでもショートエピソードを読ませる構成、「シアトル編」って感じでしょうか。

相変わらず結構なお点前で。

 

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグコミックス)

  • 作者:石塚真一
  • 発売日: 2020/10/30
  • メディア: Kindle版

 

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