

福岡を舞台にした女子大生2人の微百合ご当地実在グルメもの。
レーベルは割となんでもアリの「ジャンプ+」。文脈的にはきらら系や「ゆるキャン△」の市場かな。
清楚可愛い系で学内で非公式ファンクラブまで持つ人気者の女子大生"もも"は隠れがっつり系食いしん坊だった。ある日入った二郎系のラーメン屋で黒髪ロングのクール系の後輩女子に発見された縁で、二人の秘密の福岡食べ歩きの毎日が始まった。
今巻で完結。
水たき料亭 博多華味鳥 中洲本店「華味鳥水たき」「水たき唐揚げ」。
玄風館 七輪屋 香椎店で焼肉。
清水家の手作り餃子。
だるまの天ぷら定食 吉塚本店「極定食」。

「すいとーと!」3巻より(沖野ユイ/集英社)
伽哩本舗 博多本店「シーフード焼きカレー」。
HANAMARU厨房「トルコライス」。
博多濃麻呂 名島橋店「ミックスランチ」。
ステーキガーデン風の邱「おすすめランチセット」。
「ご当地グルメ×百合」という変わった組み合わせをジャンプ+で、という欲張りなんだか何なんだかよくわからない組み合わせ、女子大生の食道楽にしてはエラいガッツリ系のメシのラインナップ、の割りに結構あっさりした終わり方でした。ゆるーいハッピーエンドとでもいうか。
百合的には匂わせ系で終わる感じかしらんと思ったら、割りとガチっぽく。

「すいとーと!」3巻より(沖野ユイ/集英社)
出てくる店がオール実在&実名で、百合漫画としてだけでなく福岡のグルメガイドとしてもとても実用的な、一冊で二度美味しい漫画でした。
自分も福岡には少々地縁があるので、ちょっと懐かしかった。そのうちまた福岡に出張かなんかあったら、kindleでこの漫画片手にグルメ探訪してみよ。
ひと昔前の少年ジャンプ系だったらちょっと考えられないようなテーマの漫画ですけど、こういう漫画も普通に置けるっていうのは、ジャンプ+っていい意味で何でも有りで、欲張りというか貪欲よね。
aqm.hatenablog.jp