#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#Dearest #カバー聴き比べ 4選(音量注意)

「Dearest」(ディアレスト)は、松澤由美の5枚目のシングル。1998年7月3日にスターチャイルドから発売された。
劇場版アニメ『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』主題歌。

(2021年2月15日のWikipediaより)

こう言っちゃなんなんですけど、「ナデシコ」、観てないんです自分。その代わり近年の「スパロボ」に度々「ナデシコ」登場して名シーンが再現されるので、それでキャラやあらすじは概ね知ってるし、「版権曲エディション」で遊んだ際にこの曲に一目惚れならぬ「一耳惚れ」してしまいました。

その後「ナデシコ」もSVODにあるし観ようと思ったんですけど、初見のアニメがアス比が4:3だとなんか観る気力が萎えてしまいますよね…視聴済みの作品だったら平気なんですけど。不思議。

すごい名曲なんですけど、浜崎あゆみに同じタイトルの別の楽曲があって検索する上でちょっと大変な上に、「残酷な天使のテーゼ」なんかと比べるとメジャーな曲でもないので、カバーされてないんじゃないかなと思ったんですが、カバー3曲ありました。いや、Wikipediaに書いてあったんですけど。

 

Dearest

Dearest

  • 松澤由美
  • アニメ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

「ナデシコ」劇場版主題歌、オリジナル。

iMusic入りしてないのでフルを聴くにはiTunesで購入要。

いい声だわー。なんか松たか子の歌声思い出しません? なんか素の天然で声が綺麗で伸びやかでいいなあオイ!みたいな感じが。

宇宙で離れ離れになった恋人の追憶と、それでも相手を求める歌という感じで、曲も歌詞もいいんですけど、なんかもうイントロの寂しげな「ほよよほよほよ〜ほ〜よ〜」の時点で宇宙で千年ひとりぼっち感がもう切なくて前世の記憶が蘇りそうになる。

 

Dearest

Dearest

  • 星野ルリ(南央美)
  • アニメ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

「ナデシコ」の星野ルリ役の南央美によるカバー。

iMusic入りしてないのでフルを聴くにはiTunesで購入要。 

伴奏は原曲のまま。上手いか下手かでいうと「キャラソンは主演声優が歌うことに意義があるのだ」という感じ。

収録アルバムの他の楽曲を聴く限り下手でもないし、ちゃんとプロっぽく歌えてるんですけど、この曲だけ何故かすごい素というか、無防備に全部「ひらがなで歌ってる」というか、素人っぽい朴訥な歌唱なのがちょっと謎です。

単にボーカリストとして楽曲との相性が悪いだけなのか、役作りとしてあえてこういう歌唱をしているのか。

 

Dearest

Dearest

  • 長瀬 純(C.V.豊崎愛生) & 二階堂由梨(C.V.田中敦子)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

「神のみぞ知るセカイ」のキャラソンCDに収録。ということで声優の豊崎愛生と田中敦子がデュエットで歌っている。

iMusicサブスクでフルバージョンが聴ける。

豊崎愛生はともかく、「攻殻機動隊」の草薙素子役でお馴染みの田中敦子が歌ってんのなんか初めて聴いたわ、っていう。歌い慣れてる感はないですけど、美しい声をされてます。歌いそうなイメージがなかったので、聴いてて少しドキドキします。

キャラソンCDの収録曲は「神のみぞ知るセカイ」原作者のチョイスということで、好きな曲を好きな声優に歌わせるという「贅沢な趣味でよろしなあ」というw

 

Dearest

Dearest

  • angela
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

あんま知らない人ら。Wikipedia見たら自分が知らんだけでめっちゃアニメの主題歌やってんのね。

iMusicサブスクでフルバージョンが聴ける。

サルサ?なんつーのこれ。ラテン系のノリに、ややもすればやりすぎなぐらいねっとりしたボーカルという、伴奏も歌唱も大胆というか初見で聴くと「嘘でしょw」って感じの独特のアレンジ。

「すぇっつぅなっすぁぁぁぁああああ(切なさ)」て。

上手いか下手かでいうと、抑えれるところ敢えて抑えなかったというか、上手すぎて溢れた技術が迸ってる感があります。サビとか歯を食いしばったまま声出してる感じ。ラストは演歌だなこれ。

このミュージシャンのことを本当に知らないので、文脈を知らずに迂闊なことを書くと火傷しそうな気もしますが、あえて文脈を知らないまま初見の感想を言うなら、とても変なアレンジで、反面妙な、強烈な中毒性があります。それでいて原曲に対するリスペクトはちゃんと感じます。

これちょっとこの人たちの他の曲も聴いてみたくなるなw

 

aqm.hatenablog.jp