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#MFゴースト 12巻 評論(ネタバレ注意)

「MFゴースト」は「頭文字D」と同じ世界観、あっちが基本的に90年代を舞台にした作品であるのに対し、202X年が舞台の続編という位置づけです。大体20〜30年後?という感じ。前作の登場人物たちがおじさんになって脇役で大量に登場。

前作主人公の藤原拓海も本人は登場しないものの、主人公の師匠としてやたら名前がたくさん登場。

国産車でのマッチレースだった前作に対して、今作は海外製のゴージャスなハイエンドスーパーカーがグランプリレースを繰り広げるという、クルマ好きには眼福な作品。

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「MFゴースト」12巻より(しげの秀一/講談社)

基本的にはクルマがグルグル走って解説やドライバー自身がブツブツ言ってるだけの漫画なので、そういうのが苦手な人はやめときましょう。

第3戦、前々巻で左肘に怪我を負ったままレースをスタートした主人公が2速を使えないハンデで順位を落としましたが、前巻で不可解な痛みの回復で後方からガンガン順位を上げ、今巻で第3戦ペニンシュラレース編がゴール。

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「MFゴースト」12巻より(しげの秀一/講談社)

相変わらず随所に、読者サービスと言わんばかりに前作主人公・藤原の影がちらつきます。

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「MFゴースト」12巻より(しげの秀一/講談社)

なんかアレやね、「MFゴースト」って「マエストロ・フジワラ・ゴースト」の略なんですか、という感じ。

レース後にはヒロインの一世一代の決意が見せ場っちゃ見せ場なんですけど、読者の興味の引かなさすげえなw

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「MFゴースト」12巻より(しげの秀一/講談社)

次巻からしばらく? 夏休み編とのことなんですけど、真骨頂のレースシーンもなくクルマも走らせないでヘッタクソなラブコメ展開でこの漫画もつのかしらw

とかいいつつ、前作の主人公の藤原と同級生ヒロインの別れのシーンや最後のシーン、自分は結構しみじみと好きだったので、割りとちょっと期待しちゃうんですけど。

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「MFゴースト」12巻より(しげの秀一/講談社)

で、お前はなに述べてんだよ。なんの漫画のつもりなんだよ。

 

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