AQM

あ、今日読んだ漫画

#かがみの孤城 4巻 評論(ネタバレ注意)

中学一年生の"こころ"は、中学入学と同時に始まったいじめで登校拒否になりカウンセリングスクールにも行けずに部屋で引き篭もっていた。

ある日、自室の鏡が光を放ち、こころは鏡の中の世界に引きずり込まれる。そこには西洋風の城が建っていて、狼の面を被った少女「オオカミさま」が7人の登校拒否の中学生を集めていた。

オオカミさまは7人の中学生たちに宝探し競争をさせたい意向だったが、中学生たちはマイペースにゲームをしたり談笑して過ごすのだった…

法事の都合で制服で城に現れたアキの制服姿がきっかけで、城に集められた中学生7人全員が雪科第五中学に通うはずだった子どもたちだと発覚。クリスマスを一緒に過ごしたことをきっかけに親睦が深まった7人は、新学期の1月10日、1日だけみんなで登校しよう、と話し合う。しかし…

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「かがみの孤城」4巻より(辻村深月/武富智/集英社)

いじめなどで不登校になった中学生たちを集めたファンタジー空間の話です。

元は「本屋大賞」1位に輝いたという小説が原作、のコミカライズ。

最後(完結)まで読まないとわからないタイプの作品で、原作未読の自分にとっては、中学生たちが何のために集められたのか不明、作者がどう言う意図で話を進めているのか不明、ついでにいうとこの「らしくない」作品をコミカライズしたヤンジャン編集部の意図も不明です。

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「かがみの孤城」4巻より(辻村深月/武富智/集英社)

いじめ・不登校をテーマにしたシリアスで重たい話で、あんまヤンジャンらしくはないよね。

1巻が出た頃はヤンジャン編集部が我慢できずに打ち切りにしちゃわないかとハラハラしましたが、今巻末の予告によると次巻で完結とのことで、話の消化具合からしてももう打ち切りではないでしょう。

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「かがみの孤城」4巻より(辻村深月/武富智/集英社)

ちょっとヤンジャン見直したわ。

何を勘違いしたのか、自分は今巻で完結と勘違いして今巻を読みまして、「ここから一冊でどう終わるんだろう…!」「大丈夫か!? もうページの残りが少ないぞ!」とドキドキハラハラしながら読んだんですが、次巻に続いてズコーってなりました。

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「かがみの孤城」4巻より(辻村深月/武富智/集英社)

なんで「今巻で完結」なんて勘違いしちゃったんだろうw

自分の勘違いを抜きにしても、クライマックスに向けて非常にスリリングな巻。「オオカミさま」との約束の一年が終わりかけ、かつてないカタストロフが彼らを襲います。

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「かがみの孤城」4巻より(辻村深月/武富智/集英社)

未だ、中学生たちがなぜ集められたのか、なぜ作者はこんな設定で話を書いたのか、なんでヤンジャンはこの作品をコミカライズしたのか、現時点の自分には未だわかりませんが、なんか「美味しい最終回」と「名作」の匂いがしてきたような気がしますよ。

 

 

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