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#ゾンビヒロインと悪人面のハゲ 2巻 評論(ネタバレ注意)

チート能力持ちで異世界に転生した(もうこの前提が説明不要になってるのある意味すげーな)悪人ヅラでハゲの矢張慎太郎は、死者の王に不死者にされ300年の孤独を過ごしたゾンビ少女・エリザを救済するため、死者の都の死者の王を倒した。

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ゾンビヒロインと悪人面のハゲ 1巻より(なむる。/竹書房)

死者の王の消滅にともなって成仏・消滅すると思われたエリザは、その後も特に消滅することもなく、特にやることもなく慎太郎に懐いた。

から始まるロードムービーっぽい日常ラブコメ。

『ゾンビヒロインと悪人面のハゲ』2巻より(なむる。/竹書房)

チート無敵な悪人ヅラのハゲと不老不死のゾンビ美少女が恋人未満な感じでひたすらイチャイチャしながら旅する癒し系。一応、「エリザを人間に戻す」という旅の目的が設定されている。

主人公2人以外の画力や戦闘描写は量産型異世界コミカライズ風だし、今のところ転生した設定とか完全にいらねーだろと思うんですけど、

『ゾンビヒロインと悪人面のハゲ』2巻より(なむる。/竹書房)

とにかく主人公2人のラブイチャを萌え萌えに描こうという一点突破で、割りとまんまと胸キュンな感じです。昔の少女漫画みてーだな。

1巻からちょっと間が空きました。

『ゾンビヒロインと悪人面のハゲ』2巻より(なむる。/竹書房)

0が1になった1巻と比べると、2巻で1が2になったかというと「異世界ファンタジー」「なろう」としてはワンイシューというか引き出し少ないな、とは思います。

バトル描写が描かれるでもなく、異世界転移の設定が作劇に活かされているわけでもなく、1巻で提示された特殊な属性持ちの二人のイチャラブ会話芸を引き続き、という感じ。

『ゾンビヒロインと悪人面のハゲ』2巻より(なむる。/竹書房)

イチャイチャしてるだけだとコメディにすらならないんですけど、今巻はツッコミ役として神殿(相当の神域の祭壇)に常駐する天使が顕現してイチャラブにツッコミを入れるエピソードが異様に面白かったです。

第3者のノリの良いツッコミ役が居ると居ないとで面白さが全然変わる作品、という発見が描いてる方にも読んでる方にも上積みだった2巻でしたけど、

『ゾンビヒロインと悪人面のハゲ』2巻より(なむる。/竹書房)

レギュラー化し難いポジションなので、今後はイキの良いゲストキャラが生命線になってくる予感がしますね。

 

 

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