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#ザ・ファブル The second contact 6巻 評論(ネタバレ注意)

幻の殺し屋組織「ファブル」の天才殺し屋と相棒の女が、ボスの命令でほとぼり冷ましに大阪のヤクザの世話になりながら長期休暇がてら一般人の兄妹、アキラとヨウコに偽装して暮らすコメディ成分多めのハードボイルドもの。

伝説の殺し屋は不殺を貫いたまま事態を収拾し、街を去って第一部が完結、そして数ヶ月後ぐらいの続編、第二部。

『ザ・ファブル The second contact』6巻より(南勝久/講談社)

隣の大西市の紅白組との新たな抗争の火種が…という感じで、組織から放出されてフリーターになった主人公たち殺し屋組はまあダラダラと。

大手の盃を受けた紅白組の組長が、真黒組の縄張りを狙って策謀。チンピラ同士の喧嘩からスタートさせるも、早くも元・ファブル組が巻き込まれ…という展開。

『ザ・ファブル The second contact』6巻より(南勝久/講談社)

事情あって海老原が降りることになってしまい、真黒組の鷹一がキーマンに。

情報収集するルーマーが、アキラ、ヨウコ、アザミ、ユーカリをファブルと断定、「対ファブル」にチームを招集、夜の大平公園で「ファブルvsルーマー」の全面対決へ。

『ザ・ファブル The second contact』6巻より(南勝久/講談社)

もっと搦め手でチビチビ削り合う感じを予想してたので、夜の公園の隠密戦とはいえ、4on9の正面対決はちょっと意外でした。楽しいけどw

話のライン的には、「ファブルvsルーマー」と、真黒組幹部・木志田の敵への内通と、ヨウコとタコちゃんのロマンス未満の3ラインが走ってる感じですかね。

『ザ・ファブル The second contact』6巻より(南勝久/講談社)

特にヨウコのラインは本筋と関係なく「酔っ払いギャグコメ」やってるだけ(それが面白いから困るw)のパターンが過去にも多かったので、今回も本筋と絡むんだか絡まないんだか予想がつかんねw

 

巻末、巻の1/4ぐらいの尺を使って、ヤンマガ新連載の別作者の殺し屋もの漫画のお試し読み。

『ザ・ファブル The second contact』6巻より(南勝久/講談社)

一応、こっちは『ファブル』のつもりで買ってるんで、こういう優良誤認を狙うような本編ページを減らしての混ぜ物商売、よくないと思うよ…

と一瞬思ったんですが、『ファブル』を通常どおり200ページ近くやった上での、74ページ追加増量のむしろ読者がお得なやつでした。

電子書籍なんで本の「厚さ」がわかんないので一瞬勘違いしたわw

銃撃戦が描かれる漫画が貴重なところに『ザ・ヒステリックトリガー』、

第1話面白かったので買って読んでみようかな、と熱い手のひら返しw

 

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