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#異世界おじさん 9巻 評論(ネタバレ注意)

17歳の時以来、昏睡状態だった叔父が17年ぶり目覚め「異世界に行ってた」と自称。

半信半疑の甥(主人公)の目の前で魔法を使って見せた。

回想シーン(魔法映像再生)の中の叔父さんは、オークと勘違いされ迫害されながらも異世界で度々世界を救う活躍をし、そして美少女たちと恋愛フラグを立てまくるも、ツンデレをただの嫌がらせだと思ってフラグをベッキベキにへし折りまくりだった。

『異世界おじさん』9巻より(殆ど死んでいる/KADOKAWA)

異世界もののお約束をひっくり返してすれちがいギャグに、ハイコンテクストな「逆・転生もの」とでも呼ぶべきギャグコメディ。

相変わらずおじさんの過去回想の中で、英雄的な冒険譚と、トンチンカンなハーレムラブコメは続く、という展開。

作中、34歳のおじさんの、まだ20歳頃の回想やってるぐらいの進捗。

『異世界おじさん』9巻より(殆ど死んでいる/KADOKAWA)

一緒に暮らす叔父さんと甥のコンビで、叔父さんの魔法を活用して動画配信者として食いぶちを稼いだりSEGAを語ったりの日常パートと、叔父さんの異世界時代を甥やその彼女未満に映像魔法で見せながらの回想パート、をバランスよく(?)一冊に収める、という構成が定着しつつありますね。

日常パートはSEGAの話みたいなイチかバチかな面があってユルいんですが、回想パートは冒険エピソードの起承転結があるのに一か八かな面があって結局ユルいという。

『異世界おじさん』9巻より(殆ど死んでいる/KADOKAWA)

今巻は前巻から引き続き「骨のダンジョン」編?でいいのかな。

今巻、例によっておまけ漫画というかセガ漫画が40ページぐらい尺とってるので本編はボリューム軽め。

体感、「すぐ読み終わった」感じ。

おじさんとツンデレエルフのダンジョン攻略に野良?の新しい仲間の男女2名が加わって、ラブコメダンジョンというか「あいのり」ラブワゴンというか「男女4人ダンジョン物語」というか的な、例えがイチイチ古いですけど、そういう感じです。

『異世界おじさん』9巻より(殆ど死んでいる/KADOKAWA)

可愛い女の子との未満ラブコメ、おまけ漫画でちょいエロとセガ話という、この漫画の強みを活かした!構成になっております!が、話はあんま進まねえっていうw

Amazonのレビュー見ると、セガ話に興味ない人は割りとキツいっぽい。

エルフさんがやきもち焼きで腹黒くておじさんからの好感度下がっててワロス、的な軽〜い感じで。

この漫画が重かった試しがないけどな。

『異世界おじさん』9巻より(殆ど死んでいる/KADOKAWA)

たかふみ何があったんだよ。NTRは別にいいだろ。

 

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