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#ねこ、はじめました 11巻 評論(ネタバレ注意)

車に撥ねられた男子高校生が気がついたら猫になってて女子高生・チカちゃんに拾われて飼われる日常もの。

『ねこ、はじめました』11巻より(環方このみ/小学館)

そんな非日常な日常ものがあるか。

ラノベみたいな設定だけど、エロ要素ゼロなのと人類の目がデカいのは、自分からちゃおコミックス読みに行っといて文句言ってはいけない。

「猫になって一人暮らしの可愛い女子高生に飼われてもふられる」

と言えば「教室に乱入してきたテロリストをやっつける」と並んで男子7大妄想と言われていますが、

『ねこ、はじめました』11巻より(環方このみ/小学館)

正体が人間のアドバンテージをまったく活かせてない猫の、自分や飼い主にモノローグでツッコミまくる間抜けで癒し系な日常もの。

日常コメディながら子ども向けとは思えない、シュールで投げっぱなしジャーマンでフフッてなる脱力系エピソードが相変わらず続きます。

『ねこ、はじめました』11巻より(環方このみ/小学館)

「ニャオが人間に戻れるか」

が話の縦軸と言えばそうなんですが、そうなる時は最終回でしょうし、特に「伏線が」とか「話の縦軸が」とか「新展開が」とかじゃなくて、脱力系・ややシュールのゆるふわ日常ギャグコメとして楽しい作品、

『ねこ、はじめました』11巻より(環方このみ/小学館)

そもそも子ども向けの少女漫画の読み方として不埒で不純でヨコシマですが、自分はチカちゃん目当てで読んでます。

チカちゃんまじポンコツ可愛い。今巻チカちゃんの出番多めで嬉しい。

2020年の小学館漫画賞を受賞済み、単行本も二桁に乗ったことだし、

『ねこ、はじめました』11巻より(環方このみ/小学館)

ヒロインの扱いwww

そろそろアニメ化とかしてくんねえかなコレ。

 

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