腕時計を普段してないんですが、10年弱ぐらい前に入手した自動巻きの腕時計を一本持ってます。
ベルトが黒い革製なので夏場に汗かくと暑苦しくなり、外しっぱなしにしとくと自動巻きなので時計が止まり、結果、腕時計をしなくなる、という悪循環で死蔵してたんですが、
部屋を片付けている時に発掘して、「それももったいよな」と久しぶりに腕に巻いてみようとしたら、
加水分解?で劣化しててぶっち切れました。
いい機会なのでベルトをメタル製に換えてしまおう、と思い立ち、徒歩で行ける圏内の時計の修理屋さんをググって、
mayro.biz
時計修理とヴィンテージを取り扱っている「マイロ」へ。
いかにもヴィンテージ時計屋さんっぽい、いい雰囲気のお店やね。
狭い店内で、いかにも時計が好きそうなメガネ兄さんが一人でやってます。
撮影してブログやSNSにアップするお許しをいただいてます。
すいませ〜ん、時計のベルトがぶっち切れたんでメタル製のベルトを付け直したいんですけど〜、
本体がカーボンでマットな黒なので、ベルトもメタルだけど黒でできるだけマットな材質で〜。
という感じで相談しながらカタログで選んで(艶消しの黒メタルのバンド、ないんですよね)1週間ほどかけて取り寄せてもらって、先日装着してもらいました。
カタログで見た時点でちょっとツヤってたし、写真で見ると本体がLED照明を反射して白っぽく見えてますけど、付けてみると現物そこまでの違和感ないな。
もっと違和感のないベルトを自分で見つけたら、持ち込みでも付け替えてくれるそうです。
色はともかく、メタルだと夏でも肌触りが暑苦しくなくてやっぱり良いですね。
長いあいだ死蔵してたけど自動巻きの内部機構は普通に動き出していて、
「モノは時計としてすごく良いので、大事に使ってあげてください」
とのこと。
話は変わりますが、最近モールシステムとベルクロワッペンにハマって、年甲斐もなく痛リュックを持ち歩いてて、この日はガノタ仕様だったんですが、
支払いをして時計修理のお礼を言って、さて帰ろうと思ったらメガネ兄さんが、
「そのワッペン…地球連邦軍のマーク…ですよね…?」
と話しかけてきて、ガノタ話で盛り上がってから帰りました。
「『水星の魔女』は! 絶対!! 見た方が良いです!!!」
と力説されました。
営業時間中に1時間ぐらいガノタ話してたけど、大丈夫かこの店、商売的な意味でw
仕事が早くて品質もお代も満足で、店主が今さら他人に訊きにくい時計にまつわる質問になんでも答えてくれる上にガノタの面白メガネで、常連になりたいところですが、そうしょっちゅうお世話になる用事もなかなかないので、とりあえず宣伝だけ。
宮崎にお住まいで、故障したまま死蔵している時計の修理やヴィンテージ時計の御用があったら、ぜひ。
mayro.biz
良いお店でした。
道具をリペアしたりカスタムしたりするの楽しいよな。