#AQM

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#BEASTARS 12巻 評論(ネタバレ注意)

共通の言語を話す動物たちが直立歩行し制服を着て通う全寮制のチェリートン学園を舞台にした学園青春ミステリー。

新入生歓迎公演を控える演劇部でアルパカが肉食獣の何者かに殺される事件が発生。事件の謎を縦軸に、若者たちの恋、友情、野心、陰謀、暴力、偏見、差別、社会の矛盾、断絶、反抗、情熱、いろんな切り口で描く青春群像劇。

主人公はハイイロオオカミのオス、不器用で心優しい照明係のレゴシ。ヒロインにドワーフウサギの魔性の美少女先輩のハル。

自分はレゴシとハルのカプ推しです!

「食殺犯を成敗するために自分も食肉を犯したオオカミ…だと?
 しかも同意で友を食ったと…どういうことだ…
 独特すぎないか?こいつの人生観…」

「そ…その"食肉前科獣"だとどんな支障をきたすんですか この先…」
「草食との異種族婚が不可能になるね ははは」

自分はてっきりこの巻で完結で、レゴシが事件解決の功績でBEASTARに選ばれて晴れてハルと結ばれてハッピーエンドだとお気楽に思ってました。

父親と向き合うルイ。ある決断をしつつ食肉の禁断症状に苦しむレゴシ。社会の王、壮獣ビースターのヤフヤ。祖父が語る強さ。

話はまだ終わらず、より深く潜っていく。

 

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