#AQM

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#映写室のわかばさん 1巻 評論(ネタバレ注意)

「あれはさっきのクールビューティ映写女子
 なのにこの私の主演映画(ピンク映画)を
 めっちゃキラキラしながら観ている〜
 性に目覚めた小学生かよ」

ワケあってエラいセクシーな表紙ですけど、中身はもっと可愛い系です。

昭和36年創業、昔ながらの単館名画座「ニュー映劇」。映写技師は無口でクールビューティな職人気質な美女・わかばさんだった。

という、映画ものでも割と変わり種の映写技師もの。近作だと「明日、シネマかすみ座で」ぐらい?

映画館が日本にだいたい3,000スクリーン、9割方がシネコンで、9割方デジタル映写機に置き換わってるそうです。フィルム映写機も自動化されたやつあるんですけど、本作は手動フィルム切り替えする絶滅危惧種の映画館が舞台。

暑くなるとすぐツナギを脱いでタンクトップにホットパンツ姿のクーデレわかばさんを愛でつつ、古き良き暑き暗き映写のバックヤードへの郷愁を感じさせる日常もの。お色気だけどエロはなし、な匙加減。

映画もの漫画ですけど映画作品への言及はなく、あくまでバックヤードを舞台にした働く女の子漫画。「昔の映画館あるある」なので、むかーしからの映画ファンの方、昔お勤めだった方にもオススメ。

 

aqm.hatenablog.jp

 

(選書参考)

blog.livedoor.jp