

「私…幼稚園の頃から引っ越したり、どこかに預けられるのが多くて、
誰かと仲良くなっても、すぐ離れ離れになっちゃうんです。」
「…もう会えないんです。
…だったら仲良くなる意味なんてないじゃないですか。」
「だから仲良くならないことにしたんです。」
「…なのに、…なのに、なんで…
なんで仲良くしようとするんですか…!」
清楚でクールな美貌を持ちながら重度の人見知りで他人とマトモに会話できず基本ジェスチャーと筆談の声優要らない系ヒロイン・古見さんと、平凡ながら温厚で優しい性格とぶっちゃけ隣の席だっただけの只野くんのコミュ症ラブコメ。
前巻に引き続き夏休み、母の友人の小学二年生の娘・澪を1週間預かることになった古見さん一家。古見さんは超クーデレな澪と仲良くできるのか。
澪は親の仕事の都合で転居を繰り返し、別れがつらくなるから、と人との交流を拒絶するタイプのコミュ症でした。
古見さんと澪の不器用な心の触れ合い。と、別れ。
現実世界だったら、人の善意と子どものタフさに問題を押し付けすぎで、美談にして良いかは疑問です。
でも、少年漫画ですし、特にこの漫画はこれで良いんだと思います。
優しい話です。こんなん泣くやんけ。
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