#AQM

あ、今日読んだ漫画

#スーパーカブ 3巻 評論(ネタバレ注意)

「最短で安全な道を効率よく?
 そんなの私は求めてない
 そうだ つまり私は こういうことを やりにきた」

父親は事故で他界、頼れる親戚もいないところに母親に失踪された大人しい女の子が通学用に中古のスーパーカブを買って乗る話。

冒頭で出てくる「日野春駅」をググると、舞台は山梨県北杜市らしい。

原作は角川スニーカー文庫、小説の表紙絵は「明日ちゃんのセーラー服」の人なんですが、だったらコミカライズもその人でいいじゃん、って話なんですが「明日ちゃん」あるしね。このコミカライズの人も、デビュー作より気持ち絵柄を原作表紙の人に寄せてていい雰囲気。

今巻は、楽しみにしてたのに当日の朝に熱を出して欠席連絡した修学旅行に、その直後に熱が下がったのでスーパーカブで追跡参加、の続き。北杜市から鎌倉までの旅、山中湖、籠坂峠、寄り道してふじあざみラインで富士山5合目まで登坂、湘南弾丸道路。

1巻冒頭で「両親無し 友達無し 趣味無し 私には何も無い」と、孤独感と悲壮感を漂わせていた女の子が、楽しそうな顔で随分逞しくなったなあ、と感慨にふけりながら読んでいたら、あとがき漫画で担任の先生がまったく同じことを。

先生も胃をお大事にw

 

スーパーカブ(3) (角川コミックス・エース)

スーパーカブ(3) (角川コミックス・エース)

 

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