#とんがり帽子のアトリエ 6巻評論(ネタバレ注意)

なんでおっさんが美少女ポーズやねんｗ

一部の魔法を「禁止魔法」として制約した世界の、魔法使い見習い少女たちの修行と冒険、ダークな雰囲気ただよう超正統派ファンタジー。

イレギュラーに魔法使い見習いになったヒロインのココ、その素質を狙って暗躍する禁止魔法使いたち、ココの巻き添えでトラブルに巻き込まれつつ彼女を守って戦う師匠と姉弟子たちの修行と成長の日々。

姉弟子たちの二次試験中に迎えた最大のピンチをなんとか凌ぎ、顛末の報告と傷を負ったキーフリー先生の治療のために魔法使いの総本山・大講堂へ。魔法使いの頂点・三賢者が一、「教の賢者」ベルダルートがどさくさで課した4人揃っての再試験、課題は「三日間のうちに賢者を驚かせること」。そして賢者が語るキーフリー先生に関する意外な言葉。

壮観な大講堂、変人賢者の登場、脇役に美人さんが複数登場して大変眼福。

相変わらず華麗で可憐な超絶描き込み系ですけど、メリハリ効いてて画面がうるさく感じない。和製ハリー・ポッターとでもいうべき本格派ファンタジー、スケールにふさわしい画力を作者が備えていることは作品にとっても読者にとっても僥倖ですね。

次巻はキーフリー先生の過去編っぽい。