14歳の少女・一花が祖母の葬式で屋敷の中で出会った、同じ年頃の金髪のとても美しい少女・アリア。一花は一目で心を奪われる。祖母の友人を名乗るアリアは、不思議な眼の力で周囲の人間の疑問を霧散させて屋敷に居着き、一花と共に探し物をし、また一花の首筋から血を吸った。ようやく見つけた探し物は一振りの短剣。アリアは鞘から短剣を抜いて一花に差し出しながら笑ってあることを依頼する。
「わたしを殺してくれ。」
前作に続いて百合で同居なガール・ミーツ・吸血鬼ガール。永遠の生命を持つ吸血鬼の悲哀を伺わせる描写こそあれ、平行して次第に一花の周囲に増えていく、吸血鬼の仲間たち。なんかオバケのQ太郎みたい。
今巻はアリアが一花の学校に編入、吸血とキスの等価交換、アリア歓迎バーベキュー＆肝試し、宝剣を狙う敵の襲来。
宝剣をめぐる縦軸はあれどコメディ色を強めの日常百合ラブコメ展開、それも「GS美神」の横島くん系の性欲丸出しラブコメｗ キスシーンがエロ美しい。
ヤレヤレ系ツッコミの巻き込まれ一般人主人公であるはずの一花がイイ性格してて、吸血鬼を向こうに回して対等以上に相手を振り回して、ボケとボケのツッコミ不在の漫才見てるような。
aqm.hatenablog.jp
