高2の田所陰子は背が低く暗く影が薄く、教室の隅でいつも一人ぼっちでイラストを描いていた。
そんな彼女に密かに熱い視線を送るのは、容姿端麗頭脳明晰、クラスの人気者の二階堂桜子。人見知りの陰子を好ましく思い、また思いの他ハードボイルドなイラストを描くギャップに惹かれ、SNSで陰子のイラストを検索し、心の中で「インコ先生」と呼ぶうちに陰子自身に惹かれていくのだった。
そして半ストーカーのように積極的にアプローチしてくる桜子に、陰子もまた惹かれていくのだった。
という百合ラブコメ。
流行りに乗れば「田所さんは○○したい」になるところ、「田所さん」てw
内容も奇をてらったオプションはなく、クラスメイト同士のシンプルなガールミーツガール。
好きになる過程の心理的な引っ掛かりというか摩擦を感じさせず、短いページでえらいすんなりと惹かれあっていく2人の様子が描かれます。すごく心理描写に長けているわけでもないと思うんですけど、なんでしょうね。こっちが百合漫画を読み慣れてきただけでしょか。
割りと早い段階でくっついてイチャコラしてるのでそういう系がお好きな方にオススメ。
よく考えたら、好きな方にオススメなのは当たり前だ。
(選書参考)
blog.livedoor.jp